立憲民主党は10月28日、国会内で第139回常任幹事会を開きました。
冒頭であいさつに立った野田佳彦代表はトランプ米大統領の訪日について触れ、「日米関係は二国間関係の中でも最も重要な関係であり、そのトップが来られたことを歓迎したい」と述べました。
日米首脳会談については「まずは個人的信頼関係が結ばれることが大事。なごやかな空気で会談が行われたようなので、成功裏に終わったのかなと思う。それ自体は喜ばしいが、防衛費をめぐる議論がどうだったのかなど、過度にお世辞外交になっていないかは、国会審議を通じて検証していきたい」と力を込めました。
国会審議に臨むにあたっては、「われわれはど真ん中の中道に立ち位置を確保しながら、政策提言を行い善政競争を行うとともに、国民生活向上と、自由と平和を守るために、ブレーキ役をしっかり果たしていきたい。中道の存在感があれば、穏健な保守も、よりリベラルな勢力もわれわれのもとに結集してくる。われわれの存在感が試される国会だと思うので、一丸となって対応していきたい」と意気込みました。
さらに、クマ対策については、「昨日、ニュースを見て、トランプ大統領来日よりもクマ被害とその対策が最初のニュースになっていて驚いた。それだけクマの被害が危機的状況にあるということ。『次の内閣』でも議論してもらっているが、代表質問にも熊対策を入れたい」と述べました。
2.報告・承認事項
<幹事長>
安住淳幹事長は(1)日米通商問題対策本部の設置(2)政治改革推進本部の役員構成(3)拉致問題対策本部の役員構成(4)組織委員会の役員構成(5)企業・団体交流委員会の役員構成(6)国民運動局の役員構成(7)沖縄協議会の設置(8)アジア政党会議(ICAPP)常任委員会及びアジア文化評議会参加報告(9)党キャンペーンの実施――等について報告しました。
20251028第139回常任幹事会_安住淳幹事長報告.pdf
<選挙対策委員長>
逢坂誠二選挙対策委員長は、川崎市議会議員補欠選挙の結果について報告しました。
20251028第139回常任幹事会_川崎市議会議員補欠選挙の結果.pdf
<政務調査会長>
本庄知史政務調査会長は(1)「次の内閣」閣議(第30・31回)(2)当面の政策課題――等について報告しました。
<組織委員長>
吉田忠智組織委員長は(1)総支部長の異動(2)衆議院小選挙区暫定総支部の設立――等について報告しました。
20251028_第139回常任幹事会_組織委員会報告.pdf
3協議・議決事項
<選挙対策委員長>
逢坂選対委員長は、第51回衆議院選挙に向けた候補者の公認内定について報告しました。
■第51回衆議院選挙に向けた候補者の公認内定について
千葉県第2区 佐藤由美 (新人・満53歳/元東京都議会議員)
熊本県第1区 鎌田聡 (新入・満60歳/元熊本県議会議員)
20251028第139回常任幹事会_選挙対策委員会資料別紙.pdf