立憲民主党は10月16日、野田「次の内閣」第30回閣議を国会内で開催しました。
野田佳彦代表は冒頭のあいさつで、前日に行われた党首会談の経過を報告しました。
自民党の高市早苗総裁と会談したことに触れたうえで、野党3党(立憲民主党・日本維新の会・国民民主党)による党首会談に言及しました。
初めての党首会談を踏まえ、幹事長・国対委員長会談で議論を整理し、再度の党首会談につなげる予定だったとしていたが、維新側からの申し出により延期となったとし、今後も協議を続けていく考えを示しました。
その上で、野党3党の会談の冒頭で「2つ3つの政策実現のために、政治とカネの問題でけじめをつけられない勢力と手を組むことは絶対にあってはならない」と強調し、工夫をしながら政権運営をともにすれば、より多くの政策実現ができるとの信念をもって協議の機会をつかみたいと決意を述べました。
さらに「1993年と2009年、私たちは自民党から2度政権を奪取したが、十数年に一度しかない機会だ」と振り返り、「政治とカネの問題で不祥事を起こす勢力に、予算や税制を任せてはならない」と訴えました。
最後に、「この信念のもとで厳しく対峙していく。皆さんの一致結束と支えをお願いしたい」と呼びかけました。
1.報告事項
1.議員立法登録「食料品消費税ゼロ法案」(飲食料品に係る消費税の税率を引き下げてゼロとする特例の創設等に関する法律案) ≪登録了承≫
2.自由討議「経済対策について」
各ネクスト大臣による自由討議を実施
