立憲民主党は10月23日、野田「次の内閣」第31回閣議を国会内で開催しました。
冒頭あいさつに立った野田佳彦代表は、臨時国会の開会を踏まえ、「いよいよ3カ月待って臨時国会が始まりました」と切り出し、物価高対策の中で野党間の協議が最も煮詰まっているテーマとしてガソリン税の暫定税率の廃止を挙げました。
野田代表は、与党はガソリン補助金の増額によって「事実上の廃止」と解釈し2月実施という話を出してきていることについて、野田代表・石破前総理・斉藤公明代表とに3党党首会談で「年内の早い時期に暫定税率を廃止することで合意している」点を指摘し、高市早苗新総理も総裁選でこれを公約に掲げていたことにふれ、「私との党首会談においても早い段階での実施を約束しており、あくまで年内にガソリン税の暫定税率を廃止することが基本姿勢だ」と強調しました。
さらに野党間で法案提出の協議が進んでいるとして、「しっかりと主張し、与党内に科学反応が起こるよう頑張っていきたい」と述べました。
また、明日の高市総理による所信表明演説に言及し、相当保守的なトーンになると思うと指摘。「自民党と維新のアクセルが2つになり、公明党というブレーキ役がいなくなった今、国民の暮らし、自由、平和を守るために中道のわれわれがブレーキ役を果たす必要がある」と述べ、あいさつを締めくくりました。
1報告事項
1. NC副大臣人事について ≪別紙の通り確認≫
2. 議員立法登録:「国土の適切な利用及び管理を確保するための施策の推進に関する法律案」 ≪登録了承≫
3. 農水部門のWTの設置について ≪設置了承≫
4. ガソリン暫定税率廃止法案の状況について ≪税調会長の報告を了承≫
2協議事項
1. 政策審査「クマ被害対策に関する提言」(案) ≪了承≫
2025(R07).10.22【環境】クマ被害対策に関する提言(案)_10231340.pdf
3臨時国会の課題について
各ネクスト大臣が課題や検討している議員立法などについて発言
