ニュースNews

【代表会見】「中身のない所信表明と言わざるを得ない」水岡代表

 水岡俊一代表は10月5日、国会内で定例記者会見を行い、(1)高市総理の所信表明(2)沖縄県で女性が殺害され、米兵が容疑者として逮捕された事件(3)簗農水大臣による道路予算配分を巡るコメント――等について発言しました。

高市総理の所信表明について

 水岡代表は冒頭、会期69日間で始まった第222回臨時国会に触れた上で、高市総理の所信表明演説について所感を述べました。国民が年金、医療、介護に大きな不安を抱いているにもかかわらず、医療や介護、雇用に関する具体的な言及が一切なかった点に触れ「社会保障に関する国民へのメッセージが全くないことは極めて残念だ」と指摘。戦略や投資計画といった威勢のいい言葉が並ぶ一方で具体的な課題や実行内容の説明が乏しく「中身のない所信表明と言わざるを得ない」と述べました。また、消費税減税の財源確保策について「ご心配には及びません」の一言で済ませた姿勢に対し「国民をばかにしているのではないか。上から目線の姿勢には強い疑問を感じる」と述べたほか、教育分野への言及が「高等教育の改革」のわずかな文字数にとどまった点についても「残念を通り越して憤りを覚えている」と断じました。

沖縄県で女性が殺害され、米兵が逮捕された事件について

 水岡代表は、事件はまだ容疑の段階だとした上で「仮に事実であれば、非常に激しい怒りを禁じ得ない」と述べ、犠牲者への哀悼と遺族へのお悔やみを表しました。
 米軍関係者による凶悪事件の検挙件数が、2024年には過去10年で最多の10件となるなど、収まる気配が無いと指摘し、政府に対し、言葉だけでなく米側に再発防止策の徹底を求めるよう要請。沖縄県民の不安や怒りに寄り添い、日米地位協定の改定にも真剣に取り組むべきだと訴えました。

簗農水大臣の道路予算を巡る発言について

 簗農水大臣が、地元自治体の道路予算を大幅にカットしたと発言した問題について、水岡代表は、報道された音声では予算削減を明確に述べていると指摘しました。一方で、実際に予算をカットしたのか、後援者に見栄を張ったのかは明らかでないとしつつ「政治が予算を歪めていることを認めていると思わざるを得ない」と批判しました。
 簗大臣には国会で丁寧に説明するよう求めるとともに、高市総理にも任命権者として大臣の資質を説明する責任があると述べました。