総論
調和的な未来を
創造するために
生命を守り、次世代につなぐことが政治の使命です。
- 心 Caring
- お互いの声を聴き合い、心を寄せ合う
- 動 Dynamic
- 違いを認め合い、大胆にエネルギーを生み出す
- 球 Planetary
- 地球の視点で、未来へとつなげる
愛すべき次世代のために
平和で美しい日本と世界を残していくためには、
狭い自我(エゴ)の立場に執着するのではなく、
長期的・地球的視点に立つことが不可欠です。
先人たちは、太陽の恵みに感謝し、生きとし生けるものを慈しみ、
自然と調和するあり方、生き方を編み出してきました。
21世紀に生きる私たちは、生態系の精妙なバランスから学び、
社会として進化し続ける動きを止めてはなりません。
お互いの強さ、弱さを認め合い、「和の心」をもって支え合い、
健康で文化的で尊厳ある「生活」を全ての人に保障することが
政府の欠かすことのできない役割です。
順風な時も辛い時も「日本に暮らせてよかった」と実感できる
公助の整った社会でなければ、真の豊かさは得られません。
誰もが、自分自身の持ち味を活かして命を輝かすことができるように
全ての世代が学び続けられる仕組みを整え、教育・研究投資を厚くし、
「和の国」(調和の国)ならではの叡智を生み出す力を高めていきます。
技術革新と政策誘導によって、国産品を振興し、食料とエネルギーの自給率を高め、
しなやかな発想で、自立分散型の経済社会を構築していきます。
それが日本のみならず、全人類の持続的発展と幸福の基礎になります。
あらゆる立場の分断を乗り越えて、お互いに心を寄せ合い、
調和的な未来を創造するために力を尽くすことを、ここに宣言します。
2022年5月20日
立憲民主党
「持続可能な社会ビジョン創造委員会」