「ジェンダー・ギャップ指数(Gender Gap Index:GGI)」とは、世界経済フォーラム(World Economic Forum)が2006年から行っている調査で、健康・教育・政治・経済の4分野について男女格差を測って数値化しているものです。2021年3月に公開された「Global Gender Gap Report 2021」(※)で、日本は156か国中120位と過去2番目に低い順位になりました(前回は153か国中121位)。

日本は、特に、「経済」及び「政治」における順位が低くなっており、「経済」の順位は156か国中117位(前回は115位)、「政治」の順位は156か国中147位(前回は144位)となっています。政治分野では、スコアは上がっているものの、順位は下がっています。これは、各国がジェンダー平等に向けた努力を加速している中で、日本が遅れを取っていることを示しています。

【コメント】「ジェンダーギャップ指数2021の公表にあたり」
https://cdp-japan.jp/news/20210331_1067

(※)Global Gender Gap Report 2021 | World Economic Forum (weforum.org)