立憲民主党は11月9日、泉「次の内閣」第40回閣議を国会内で開催しました。

 冒頭のあいさつで、泉健太代表は、本日朝のニュースで岸田総理が解散を見送ったと報道されたことについて、「このような情報が漏れること自体が、官邸や政府与党の情報管理機能の低迷を露呈させている」と指摘しました。

 衆院財務金融委員会での立憲民主党の階猛ネクスト財務金融大臣の質問によって、「税増収の還元」のまやかしが判明したことについては、「お金は既に使っていてもう無い、借金である国債を発行しなければ国民に還元できない、とは全くいい加減な減税論だったということを改めて痛感した」と述べ、「即効性、経済効果、国民への安心感のどれをとっても、これだけいい加減な内閣は過去にもないのではないか」と批判しました。

 最後に泉代表は、「われわれは国民のための政策転換に向けて、国民とともに声を上げて国会で戦っていきたい」と力を込めました。

1 審査事項 

【国会同意人事審査】 

(1) 検査官、原子力委員会委員長・委員、個人情報保護委員会委員長・委員

 (ア) 検査官:原田祐平氏 ←同意

 (イ) 原子力委員会委員長:上坂充氏 ←不同意

 (ウ) 原子力委員会委員:直井陽介氏 ←不同意

 (エ) 個人情報保護委員会委員長:藤原靜雄氏 ←同意

 (オ) 個人情報保護委員会委員:清水涼子氏 ←同意

 (カ) 個人情報保護委員会委員:小笠原奈菜 ←同意


【閣法法案審査】

(2) 一般職の職員の給与に関する法律等の一部を改正する法律案 ←賛成を了承

(3) 特別職の職員の給与に関する法律及び2025年日本国際博覧会政府代表の設置に関する臨時措置法の一部を改正する法律案  ←修正/原案に反対を了承

(4) 裁判官の報酬等に関する法律の一部を改正する法律案 ←賛成を了承

(5) 検察官の俸給等に関する法律の一部を改正する法律案 ←賛成を了承

(6) 防衛省の職員の給与等に関する法律の一部を改正する法律案 ←賛成を了承

(7) 大麻取締法及び麻薬及び向精神薬取締法の一部を改正する法律案 ←賛成を了承


【議員立法法案審査】

(8) 国会議員の秘書の給与等に関する法律の一部を改正する法律案 ←賛成を了承

(9) 国会職員の給与等に関する規程等の一部を改正する規程案 ←賛成を了承

(10) GID特例法(性同一性障害者の性別の取扱い特例法)改正案(立憲民主党議員立法) ←賛成を了承