立憲民主党は12月11日、野田「次の内閣」第38回閣議を国会内で開催しました。
冒頭、野田佳彦代表は同日採決された補正予算について、「時期、規模、内容において政府案に賛成することはできない」と反対したことを報告しました。
一方で、政府案の問題点を補うため、公明党と協議を重ね、補正予算案の組み替え動議を共同で提出したことについて、「中道の改革勢力結集の第一歩を踏み出すという意味において大きな意義があった」と強調しました。
また、採決では公明党と対応が異なったものの、「政府補正予算案に対する問題認識が共有できたことは大きい」と指摘。
さらに、今国会で焦点となっている企業団体献金の禁止をめぐり、国民民主党・公明党案を軸に「引き続きこの共闘はしっかりやっていきたい」と述べました。
1.令和7年度補正予算組替動議について
2.協議事項
【議員立法審査】
(1)運輸事業の振興の助成に関する法律の一部を改正する法律案 ←賛成
(2)特定スポットワーク労働者等に生じた経済上の不利益の回復等のための臨時措置等に関する法律案(スポットワーク・スキマバイト未払賃金救済法案) ←賛成
(3)鳥獣の保護及び管理並びに狩猟の適正化に関する法律の一部を改正する法律案(クマの被害防止体制整備法(仮称) ← 成
(4)令和七年に開催されるう国際博覧会の準備及び運営のために必要な徳江別措置に関する法律の一部を改正する法律案(大阪・関西万博特措法改正案) ←賛成
【プロジェクトチームの設置】
(1)障がい・難病プロジェクト・チーム (PT)の再設置について ← 設置了承
【政策審査】
(1)「再生可能エネルギー施設の立地規制のあり方について(中間報告)」(案)「再生可能エネルギーの促進と地域との共生のための規制に対する申し入れ」(案)について ←了承
(2)「高齢おひとりさまをめぐる消費者被害への対応強化を求める要請」(案)について ←了承
【決議案審査】
(1)令和八年度畜産物価格等に関する件(案) ←了承
