22日午前、党国土交通部門(小宮山泰子部門長)及び党農林水産部門(金子恵美部門長)の下に設置されている森林・林業政策WTは合同で、2月20日から22日までの3日間、東京ビッグサイト(江東区有明)で開催されている「グリーンインフラ産業展2024」を視察しました。
冒頭、小宮山部門長は、「自然環境が持つ多様な機能や仕組みを活用した持続可能な社会をつくっていくことが、豊かな暮らしにつながる」と述べ、グリーンインフラの重要性を強調しました。
次いで、国土交通省の担当者から、「グリーンインフラを取り巻く国内外の動向」、「グリーンインフラ推進戦略2023」に対する同省の取り組み、そして、今回の「グリーンインフラ産業展2024」の概要の説明を受けました。具体的な取り組みとしては、新柏クリニックと周辺施設を整備し、緑豊かな街を実現した「森林浴のできるメディカルタウン」や、八ツ堀のしみず谷津において、月に1度の管理作業で開放水面のある明るい湿地を再生した例などがあります。
その後会場で、グリーンインフラ官民連携プラットフォームブースで説明を受けた後、今回の展示会の主催者である日刊工業新聞社の井水治博代表取締役社長と意見交換するなど、出展各社の取り組みを視察しました。主な視察先として、グリーンインフラ官民連携プラットフォーム、清水建設、トヨタ自動車、ヤンマーHD、MIRAI-LABO、カルシア改質土研究会、日本工営、パシフィックコンサルタンツ、住友不動産、東急建設等、多くのブースを回りました。
また、同時開催されていた、防災産業展2024、国際宇宙産業展2024等も視察しました。
今回の視察には、小宮山泰子国土交通部門長、金子恵美農林水産部門長の他、馬淵澄夫、山崎誠、野間健衆議院議員、羽田次郎、徳永エリ参議院議員が参加しました。