兵庫県小野市で7月25日、今泉まお兵庫県第4区総支部長が全国女性キャラバンの一環として講演会「くらしと未来を語る会『人がど真ん中やないとあかんやろ。』」を開催し、辻元清美ジェンダー平等推進本部参与が講演を行いました。
今泉総支部長は冒頭、「政治活動を続ける中で厳しい暮らしの声を聞いてきた。どうすれば誰もが生きやすい、人がど真ん中の社会を作っていけるのかを辻元議員の話から学び、皆さんと共に考えたい」と会の趣旨を説明しました。
続いて市民からのメッセージとして、地元で活動する女性があいさつしました。加西市で女性活躍や地域活性化などに取り組む馬渡友樹子さんは、今泉総支部長について、「出産直後も活動して積極的に地域の課題解決に取り組んできただけでなく、いろいろな立場の人に気配りできる人物だ」と紹介しました。
今泉総支部長と子ども同士が神戸市西区の小学校の同級生で、行政書士として活動されている紀氏美津子さんは、「人生はしんどいことが多いが、今泉総支部長からしんどいなら自分が望むように社会を変えればいいと言われ、なるほどと思った」「社会を変えるため努力している今泉さんの活動を応援したい」との旨を語りました。
辻元議員は、企業献金を受け取った自民党が「労働法制の規制緩和を行い、安い賃金で社会保障もなく若い人を働かせ続けることを可能にしたことで、若い人たちは結婚する経済的な余裕や自信をなくしてしまった」「異次元の金融緩和による円安で輸出企業以外は物価高に苦しむようになってしまった」と企業献金の弊害を解説しました。その上で「立憲民主党に政権を任せてもらえば、まず若い人たちが低賃金で不安定な働き方をすることがないよう労働法制を改め、米国からの武器購入を見直して防衛費を削減する代わりに農林水産関連の予算を増やすことで日本を強くする」と語りました。その後、辻元議員は会場からの質問にも答えました。
今泉総支部長は、「辻元議員から具体的な政策をお聞きしたが、実際に変えていくのは一人ひとりの力や多様な人々の参加が必要だと改めて感じた」と講演の感想を語りました。「活動を続ける中で一人ひとりはがんばっているし、地域に可能性も希望もあるが、足を引っ張っているのは政治だと気がついた。好循環の政治が実現すれば一人ひとりの力が活かせるはずだ。自分は人と地域と未来をテーマに皆さんが希望を持てる政治を作りたい」と自らの思いを語りました。「『人がど真ん中やないとあかんやろ』という今回の講演会のタイトルは支援していただいているボランティアの方々が名付けてくれた。人がど真ん中の社会を作るプロセスも人が真ん中であるべきだ、いっしょに人がど真ん中の社会を作っていこう」と会場の参加者に訴えました。
最後にこの地域で活動を支えているボランティアの方々と写真撮影を行いました。