小川淳也幹事長は12月10日、米国から来日した国連人口基金(UNFPA)の新垣尚子(あらかき・しょうこ)人道支援局長の表敬訪問を党本部で受けました。
会談には、井坂信彦ネクスト厚生労働副大臣と国連世界食糧計画(WFP)出身の田島麻衣子国際局副局長が同席しました。
冒頭、新垣人道支援局長は、今年訪問したウクライナ、スーダン、ミャンマーなどの紛争地域で女性や若者たちにどのような支援をしているか、人道支援分野での活動を説明したうえで、世界各地の紛争地域で犠牲者が増えていることに伴い、人口が減少していると述べました。
小川幹事長は「世界中が政情不安で、人心が乱れていることに危機感を抱いている。格差や貧困が、最終的には女性や子どもたちといった弱者にしわ寄せがいくのも世界的な傾向だと危惧している」と国連の人道支援活動について、理解を示しました。
会談では、自然災害や感染症の影響、国連の役割の変化、日本の人道支援のあり方などについて、意見交換しました。