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【代表会見】参院予算委の女性論客活躍を強調「多様性のある国会審議に臨む」 水岡代表

 水岡俊一代表は10月19日、国会内で定例の記者会見を開き、(1)参院予算委員会の質疑(2)補正予算の編成(3)ロシアによる邦人男性拘束に対する抗議と即時解放要求(4)政治資金を巡る疑惑への対応(5)高市政権発足1年にあたっての総理の情報発信姿勢(6)参院予算委員会における女性質疑者の登用(7) 野党結集に向けた動き――等について発言しました。

簗前農林水産大臣の説明責任求める

 水岡代表は、参院予算委員会の審議について、消費税減税や支援金法案について、政府から明確な答弁がなかったと批判。給付の具体像が明らかにされていない現状について、「誰にどの程度の給付を行うのかを明らかにしないまま法案を通そうとすることは、国民に白紙委任を求めるようなものだ。あまりにも傲慢ではないか」と批判しました。また、辞任した簗前農水大臣の問題をめぐっては、公職選挙法違反の疑いもあるとして、辞任によって説明責任を免れるものではないと指摘。政治の信頼確保の観点から、与党においても参考人招致を前向きに検討してもらいたいと述べました。

物価高対策として速やかな給付を

 補正予算の編成について、高市総理は補正予算依存からの脱却を掲げていたが、仮に経済対策を含む補正予算を編成するのであれば、編成自体を頭から否定するものではないと理解を示し、立憲民主党としては物価高対策として速やかな給付の必要性を訴えました。その上で、令和8年(2026年)熊本地震や、豪雨災害からの復旧・復興、ガソリン補助金などの歳出には補正予算を組んで国会で議論することが望ましいと強調しました。

ロシアによる邦人男性拘束に対する抗議と即時解放要求

 ロシア連邦保安局が北海道新聞の記者である邦人男性をスパイ容疑で拘束したと発表した件について、拘束の理由について明確な説明もないまま、領事条約に基づく領事面会ができなかったことに「極めて遺憾である」とは発言。ロシア側への強い抗議と即時解放を求めるとともに、政府に対しては、「記者解放に最優先で取り組みつつ、北方四島の帰属の問題を解決して平和条約を締結するとの方針の下、粘り強く交渉に当たってもらいたい」と述べました。

高市政権発足1年にあたっての総理の情報発信姿勢

 高市政権の発足から1年を迎えるにあたり、総理の情報発信や国会での説明責任の姿勢を強く批判し、「SNS等での発信が多いということを耳にするが、国会の場で国民にしっかりと直接説明をすることが大事ではないか。総理としての責任ではないか」と述べました。また、「ご心配には及びません」などの総理の答弁姿勢について、「しっかりと議論をしていただきたい」と指摘し、国民が納得できる説明を求めました。

参院予算委員会における女性質疑者の登用

 16日の参院予算委員会で多くの女性議員が質疑に立ったことについて、「私たちの党は参院においてジェンダーの観点で約5対5の状況(38名中17名が女性)。政党として胸を張れるところではないか」と力説しました。その上で、「苦しんでおられる方々にどういう手を差し伸べるかということを申し上げる、そういった予算委員会が注目されている。女性の視点で予算委員会に臨む姿勢を前に出していきたいという思いであった」と述べました。

野党結集に向けた動き

 公明党が体制刷新を進める中、立憲民主党の組織再編や旧所属議員らの復党・結集に向けた動きについて水岡代表が見解を示しました。公明党の動向に対し、「公明党さんでしっかりと立って前に進もうとなさっていることに、私たちも学ぶところは学んでいくべきだというふうに思う」と言及。立憲民主党の組織再編について、「国会内での会派の動き、とりわけ衆院において状況が動いていくかということも念頭に置きながら、党として考えていきたい」と力説しました。民主改革の会との合流時期について水岡代表は、「一つの大きな山は春の統一地方選が終わった後、来年の夏までの間にしっかりと方向を定めたいということは申し上げてきた。しかしながらいろいろと国会政治情勢は動いているので、情報を入れながら、あるいは仲間の声を聞きながら進めていきたい」と述べました。