2021年10月31日に投開票が行われた衆議院議員総選挙。「政治分野における男女共同参画の推進に関する法律」施行後初の総選挙となりました。1051人が立候補をし、うち女性は186人と全体の17.7%でした。当選した女性は45人で衆議院議員の女性比率は9.7%となり、前回を下回る数字となりました(※1)。なお、有権者に占める女性割合は約52%です。今回の衆議院選挙を経て、国際順位は190カ国中168位となりました(※2)。

2020年12月に閣議決定された「第5次男女共同参画基本計画」では、国政選挙や統一地方選挙の候補者の女性比率を2025年までに35%に引き上げることを目標にしています。立憲民主党はクオータ制の導入を掲げ、男女半々の議会「パリテ」の実現を目指しています(※3)。党としては2030年までのできるだけ早い時期に議員、候補者、党職員の女性比率が30%を超えるよう(※4)取り組みを進めていきます。

(※1)第49回衆議院議員総選挙・最高裁判所裁判官国民審査結果調

(※2)「女性議員比率の国際比較(衆議院選挙後)」(令和3年11月17日内閣府男女共同参画局)

(※3)政策解説・立憲民主党はクオータ制を導入し 男女半々の議会「パリテ」の実現を目指します(2021年9月22日)
https://cdp-japan.jp/news/20210921_2146

(※4)ジェンダー平等の推進などに関する改革案(2021年9月16日)
https://cdp-japan.jp/news/20210915_2086