蓮舫代表代行は24日早朝、長妻昭副代表(衆院東京第7区総支部長)とともに東京・恵比寿駅西口で街頭演説をおこない、東京都議会議員選挙で渋谷区から出馬する予定の中田たかし渋谷区区議会議員を応援しました(写真上は、左から中田たかし渋谷区議会議員、長妻昭副代表、蓮舫代表代行)。
 早朝の駅で3人は、時折寄せられる声援の声に手を振りながら「都政ノーチェックの都議会」からの脱却を訴えました。街頭演説会には、渋谷区議会議員の小田浩美議員も参加しました。

長妻昭副代表(衆院議員東京7区選出)

 「これまで都議会は何をやってきたのか。これまでも『都議会を開きなさい』という要請をおこなってきたが、なにせ議員の数が足りない。都議会の開催は見送られた。ぜひ皆さん、立憲民主党の都議会における議席数を増やしていただいて、都議会が都政をきちんとチェックをして、オリンピックをきちんとチェックをして、そして不都合な真実を引き出し、解決策を提言するという、本来の都議会の姿を取り戻したい」。

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 「4年前の大きな小池ブームで、都議会が『都政ノーチェック議会』となってしまった。皆さんが高い都民税を払っておられるにもかかわらず、あまり役にも立たない都議会、都政のチェックができないのが今の都議だ。これは非常にもったいない。人の生き死にかかわるコロナ危機。特にこれから感染が拡大していくと、東京でまたベッドが足りなくなる――こういう事態が発生することは、明らかではないでしょうか。その時に、まだベッドの数の確保がままならない状況が続く。入院支援情勢も後方支援情勢も、あるいは医療資源偏在情勢も、なかなか進まない。こういう重要な時に、都議会がきちんと都政をチェックして、小池都知事に耳の痛いこともちゃんと言えるような都議会にしなくてはならない」。

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中田たかし渋谷区議会議員

 「多くの観光客、選手団、そして感染者を受け入れることができるのか。感染が広がらない対策はしっかりとれているのか。都議会では全く議論が起こらない。しっかりと、都議会として議論をしていくことが必要。都議会をまず開き、五輪開催都市としての、都議会としての責任をまずはしっかりと自覚する必要がある」。

 「明日から始まる都議会選挙。都議会のあり方をぜひ今一度お考えいただきたい。今のまま、今後の4年間も進めてよいのか。小池都知事に白紙委任してしまっている都議会。都議会の与党は、小池都知事に選挙で応援してもらったから文句も言えない。それでは議員として、議会として何のために存在するのか、全く意味が分からない状況になってしまっている。小池さんの間違った政策も間違ったといえない――その現状の都議会で、本当にこのまま進んでよいのか、今一度お考えいただきたい」。

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 「東京都の予算はスウェーデン一国の国家予算と同じ規模。その多くを占めているのが皆さまにお支払いいただいている都民税。何に使われているのか、今一度皆さまにチェックしていただきたい。スーパーでお買い物をする際は、安いものを探して買って、最後は商品が手元に残るので何を買ったのか実感がある。それに対して税金は、いつの間にか給料から天引きされていて、自分が都民税をいくら納めているのか、そもそもいつ払っていたのか、なかなかその実感が沸かない。これが日本の税金のシステム。しかし都民の方は必ず都民税を、皆さまがお仕事をして稼いでいるお金から納めていただいている。その税金が何に使われていて、本当に必要な分野に使われているのか。それを明日から始まる東京都議会選挙では、ぜひチェックしていただきたい」。

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蓮舫代表代行(参院議員東京都選挙区選出)

 「中田ただしさんは長妻昭衆院議員の秘書として8年間務め、厚労行政を主に取り組んできた。渋谷区議会議員としても、社会福祉政策そして子育て政策に誰よりも力を入れてきました。自分も2人の子どものパパだからこそ『子育て政策を充実させたい』、その思いで取り組んできた」。

 「東京オリンピックを『どうしても開催する』菅総理の姿勢に、私たちは異議を唱えている。しかしやはり実際に開催されるのであれば、どうやれば皆さんの命と暮らしと健康を守れるのか。都議会での提案をもとに議論させていただきたい。オリンピック開催の是非、新型コロナ感染症の問題。一日も早く日常を取り戻すため、本当に今、都議会の力が必要になっている」。

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