白眞勲参院議員が6月3日参院予算委員会の集中審議で質問に立ち、(1)知床遊覧船事故(2)生活保護と車の所有―――等について政府の姿勢をただしました。

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(1)知床遊覧船事故
 白議員は、事故が起きた際に携帯電話が通じなかった件に関連して、事故前にJCI(日本小型船舶検査機構)の中間検査において通信エリア図を見るだけで足りたのか国土交通省に確認しました。国土交通省海事局は「検査員は通信不可を把握していたので、内規に従い常時通話可能かと確認したところ、可能と返事があった。しかし、検査方法は十分ではなかった」と答えました。これに対し、白議員は、「これは国交省の瑕疵(かひ)、国交省の責任は重大だ」と批判しました。斉藤国土交通大臣は「抜本的な改善をすべく検討中であり、責任を持って実施していきたい」と答えました。岸田総理は「安全対策の在り方、事故原因の検証の2段階で検討していく」と答えました。

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(2)生活保護と車の所有について
 白議員は、生活保護受給者の車の所有の是非について質問しました。後藤厚労大臣は、原則として車の保有は認められていないが、保護開始時に保有しており、障がい者であったり、公共交通機関の利用が著しく困難な地域に居住している場合等に認めることもある」と答えました。
 白議員は、自立を促すためにも、自動車の保有を期限付きで認めるのであれば国民の理解も得られるのではないかと提案しました。後藤厚労大臣は「一般世帯とのバランスの問題、自動車の維持費等の課題を考え、実態とすりあわせながら慎重に検討していきたい」と述べました。


 「1⃣白眞勲議員 ロシアによるウクライナ侵略について、ご提案させていただきたい。私は、G20サミットでもやってみたらと言ったんですが、日本は先進7か国です。NATOに加盟してない国、そしてアジアで唯一のG7加盟国ですよ。そういう中で、仲介役としての役割もあるんじゃないかなと思ってますよ。 https://t.co/uWsh2ACXWR」 / Twitter

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