立憲民主党をはじめ国民民主党、日本共産党、れいわ新選組、有志の会、社会民主党の6党派は共同で8月18日、憲法第53条に基づき「臨時国会召集要求書」を細田博之衆院議長に提出しました。立憲民主党からは、馬淵澄夫国会対策委員長が出席しました。
「臨時国会召集要求書」の提出後、馬淵国対委員長はぶら下がり会見を行い、わずか3日間の会期で閉会した先の臨時国会の直後に岸田総理が内閣改造を行ったことについて、「だまし討ちのような内閣改造」と断じました。
旧統一教会と関わりのあった政務三役が「前内閣では約3割であったが、新たな政務三役では43%にも及ぶ」として、当初は内閣改造により「旧統一教会と関わりのある政務三役を隠ぺいすると見ていたが、むしろまん延している状態が明らかになった」と批判しました。
その上で、「新閣僚が誕生したのであれば、新政権の大臣所信等の国会での質疑が必要だ」として、「物価高、コロナ禍、さらには国葬問題、そして何よりも旧統一教会問題」についてただしていく姿勢を示しました。
同日午後には参院側でも尾辻秀久参院議長に対し、憲法第53条に基づき「臨時国会召集要求書」を立憲民主党の斎藤嘉隆国対委員長らが提出しました。