岡田克也幹事長は1月14日、訪問先の宮崎県宮崎市で、記者団の取材に答えました。

 今日開かれたタウンミーティングについての感想を聞かれ、「いろいろなご意見を頂いた。今の岸田政権のやり方に憤っている方が多い。われわれが次の通常国会で、その声を反映して議論していかなくてはならない責任をあらためて感じた」と語ったうえで、「私は2回目の選挙で政権を争えるように持っていきたいと申し上げている。有望な若手がたくさんいる党なので、次々回の選挙で政権交代を実現した時に、政権中枢で活躍してもらいたい。党としてそれを後押ししていきたい」と述べました。

 維新の会と国民民主党との共闘については、「維新とは考え方がかなり違うので、国会内でできるところは共闘するが選挙は別で、ライバル関係。国民民主党とは考え方に差は無いが、昨年の通常国会では政府の法案にすべて賛成し、内閣不信任案には反対し、予算案には賛成するという与党と同じ対応をした。そのようなやり方が果たして、大局観に立ち、日本の将来にとって、有権者にとって間違いのない道なのかを、国民民主党内で議論してほしい」と語りました。

 日米首脳会談について、中国を念頭に置いた同盟強化への評価を聞かれ、「国会での議論も、国民に対する説明も無くして、既成事実のように閣議決定が進むことに強い危惧を抱く。そもそも予算が通っていない。それが、5年後まで約束されたかのように議論されている。民主主義国家の在り方として強い懸念を抱く」と答えました。