岡田克也幹事長は6月13日、国会内で会見を開き(1)財源(2)LGBT法案(3)マイナンバーカード――等について発言しました。

 冒頭、岡田幹事長は常任幹事会の報告として、松原仁衆院議員の離党届の受理について再度意思確認を行うこと、補欠選挙等の総括が承認されたこと等を報告しました。

(1)財源

 岡田幹事長は、防衛増税や子ども政策について、「具体的な財源の話が先送りされており、最終的に財源の手当てができるのか。赤字国債になってしまうのでは」と懸念を示し、「政治のありようとして非常に無責任だ」と批判しました。

(2)LGBT法案について

 国会で審議中のLGBT法案について、岡田幹事長は「首をかしげている」と述べ、与党と維新、国民の案について「理解を増進する法律ではなく、排除するための法律ではないか。当事者の中にもそのような受止めがある。人権感覚を疑う。非常に残念」と述べました。

(3)マイナンバーカード

 マイナンバーカードをめぐりトラブルが続いていることに触れ、「丁寧に対応しなければならない。今、有効に機能している保険証を全部やめてしまうのは判断としていかがなものかと思う。保険証の来年秋の廃止について、国民に様々な不利益が生じるというのであれば、一旦立ち止まり、混乱のない対応を考えるべき」と政府に再考を求めました。