国民運動局は4月11日、所沢駅前で街頭演説会を開催しました。

★いちき総支部長DSC00373.JPG

 地元埼玉8区のいちき伴子総支部長は、自民党の裏金問題の全容が解明されておらず、処分の基準も不明確であることを挙げ、「こんな状況を許していてはいけない。こういう裏金問題を許していれば、必ず同じことがまた繰り返される。だから私たちは皆さんと一緒に野党一丸となって、この裏金問題をしっかり追及していく。政治改革を行っていく。これが私たちの責任だ」と話しました。
 保育や介護に従事する方やエッセンシャルワーカ―の処遇改善、家族の介護や子育てをしている方への支援の拡充が必要だとし、「ケアする人をケアする政策を進めて行きたい」「国がしっかりと自治体をバックアップすることで暮らしやすい日本が実現できる。本当に必要なところに必要な予算を配分していく。これからの政治に必要なことだ」と訴えました。
 そして、「一人ひとりが普通に暮らして普通に働き、普通に暮らせる。そんな政治を皆さんと一緒に作っていきたい」と訴えました。

★森本議員DSC00318.JPG

 国民運動局長の森本真治参院議員は、同日の街宣に参加している国会議員4人といちき総支部長はみな自治体議員の経験があると明かし、「政治の役割は何かと考えた時、立憲民主党は一貫して、働く皆さん、生活者の皆さんの思いにしっかりと寄り添った政治をやっていきたいと思っている」「私たちは、市民の皆さんの生活や地域の実情を分かっている。一人でも多くのそういう仲間を増やしていなければならない」と話しました。
 自民党の裏金問題に触れ、「自民党には政治とカネの問題を浄化をしていく力はない。30年も前のリクルート事件など、さまざまな疑獄事件についても、まったく解明されることなく繰り返され続けてきた。今の自民党政治を変えていくことしか、政治への信頼を取り戻して行く方法はない。その政治を変えていく力になるのは、実は皆さん、お一人お一人の力」であると訴え、立憲民主党への支持を呼びかけました。

★勝部議員DSC00310.JPG

 国民運動局副局長の勝部賢志参院議員は、自民党の裏金問題について、「これほど大きな政治不信を招き、重大な事件なので、多くの皆さんが関心を持っておられる。政治に対する信頼を取り戻すために、しっかりとした処分も含めて、対応をこれからも求めていかなければいけない」と話しました。
 人口減少の進展、介護の現場や中小地場産業で人手不足がより深刻になっていることに触れ、「今に始まった話ではなく、すでに20年以上前からその兆候があったわけで、そのことに対してしっかり対策を取ってこなかった。まさに『今だけ、金だけ、自分だけ』の政治を進めてきた。その結果が今の日本の厳しい状況を招いているのではないか」と批判しました。その上で、「福祉や医療、介護はなかなか目立つものではないし、成果もそう簡単に現れてくるものではない。でも、実直に、真面目に少し時間がかかっても成果が見えづらくても取り組まなければならない課題だ。私たち立憲民主党は本気になってそのための政治に取り組む」と述べました。そして、「市民の皆さんと一緒になって、将来に向かって夢と希望を持つことができ、これから生まれてくるであろう子どもたち、そしてこの地域で育っていく若者たちみんながこの町に住みながら、元気に過ごして行けるようにしていきたい」と訴えました。

 国民運動局副局長で埼玉県選出の熊谷裕人参院議員は、自民党の裏金問題の真相が衆参の予算委員会や政治倫理審査会の審議でも解明されていないことに触れ、「自民党内の処分は基準があいまい。原因についてもあいまいなままで、幕引きをするための処分だとしか思えない」と話しました。
 衆参政治改革特別委員会が設置されることを報告し、「皆様が疑問に思っていることを受け止めて国会で追及し、再発防止に取り組む。自民党の好き勝手にならないような政治を取り戻していく」と意気込みを語りました。

★高木議員DSC00270.JPG

 ネクスト厚生労働大臣で、埼玉県選出の高木真理参院議員は、自民党の裏金問題について、「真相が全く明らかにならないまま、皆さんに確定申告で納税して頂かなければいけないタイミングになった。まっとうな政治から、最も遠いところにいるのが岸田政権だ」と批判しました。そして、「立憲民主党にはそうした裏金の問題はない。まさにクリーンな政治、ルールに基づいて、国民の皆さんにお金の流れもきちんと見てもらえる。そういうまっとうな政治にしていかなければいけない」と訴えました。
 子ども・子育て支援金の一人当たりの負担について政府の説明が変わってきたことに触れ、「なかなか子どもを持つにも経済的な余裕がないという方を支援するはずだったのに、結局、現役で働いている、生活が苦しい皆さんに支援金をお願いするという仕組みになってしまっている」と批判しました。そして、県民等の批判を受けて埼玉県議会で取り下げられた「子ども留守番禁止条例案」や昨年の所沢市長選を振り返り、「みんなが動けば、市民が動けば政治は変えられることを、所沢の皆さんは体感をしているはず。意志を持てば、クリーンな政治、まっとうな政治を実現できる」と訴えました。

 街頭演説会では石本亮三所沢市議会議員が司会をつとめ、末吉美帆子所沢市議会議員も参加しました。