参院岩手選挙区補欠選挙(投開票10月27日)が告示された10月10日、党公認で立候補したきどぐち英司候補は、第一声で「政治を変える強い意思がみなぎっている。岩手の政治改革は準備万端。岩手から政治を変える、その力を示そう」と訴えました。
この補欠選挙は、2022年の参院選で自民党公認で初当選した広瀬めぐみ前議員が、国から秘書給与をだまし取ったとして東京地検特捜部の家宅捜索を受け、離党。その後議員辞職をしたことに伴い行われるものです。
きどぐち候補は、政治不信の声をしっかり受け止めながら政治改革を進めていくと述べ、人口減少問題や物価高騰対策、地域経済と地域産業、食料安全保障や地域医療の確保、子育て・教育、災害対策など、政治は命と平和を守るものだと指摘。「岩手を守り、日本を変える。自民党の今の末路の姿を、日本の末路にしてはいけない」と訴えました。
きどぐち候補の訴えに先立ち、選対本部長の佐々木順一県議、県連選対本部長の横沢たかのり参院議員、連合岩手の伊藤裕一会長、県連最高顧問の小沢一郎前衆院議員があいさつしました。
横沢参院議員は、いまの政治は「1に自分、2に自分、3に自分。自己中心的な考えで、これまで多くの国民、多くの岩手県民の皆さんの信頼を失墜させてきた」と指摘。 今回の選挙は信頼回復と、今まで行ってきた政治に審判をくだす大事なものだと訴えました。
そして、「私たちは、1に国民、2に国民、3に国民。何があっても国民の生活が第一の政治を実現する」と語り、「その先頭に立っているのが、きどぐち候補だ」と訴えました。
小沢前衆院議員は、「自民党政治は腐敗が極まっている」と指摘。何をやっても権力は自分たちのものだ、自分たちの手にあるという現状と国民認識のなかでこのような政治の腐敗が続いていると述べ、この政治を根本から治すには、政治資金規正法や公職選挙法を変えるといったことではなく、「すべての国民、一人ひとりが投票権を行使して政権を変えることだ」と訴えました。
また、日本の人口が急速に減少していることに触れ、「人口減少をもたらしたのは自民党政権の政策そのもの」だと指摘。人口減少は国民の衰退、国家の衰退を意味していると述べ、格差是正とともに本気で取り組まなければならないと訴えました。