立憲民主党は5月7日、国会内で常任幹事会を開きました。
冒頭であいさつに立った野田佳彦代表は、「いよいよ終盤国会。あらためてわれわれが取り組むべきことの確認をしたい。議員立法をたくさん提出しているが、特に、ガソリン暫定税率の廃止、介護や保育の人材の待遇改善、選択的夫婦別姓、これらを議論の俎上に載せて実現させる。そのために全力を尽くしたい」と力を込めました。
また、「参院選の目玉政策の取りまとめを政調会長中心にお願いしている」とした上で、「『給付付き税額控除』の早期実施、その間のつなぎとしての『消費税の食料品ゼロ税率』の実施、その前の超短期の物価高対策として『給付付き税額控除と整合性のある給付』、この3つの制度設計をお願いしているが、とりわけ物価高がまだまだ続きそうなので、超短期の『給付付き税額控除と整合性のある給付策』について特に早く制度設計をするよう、お願いをした」と述べました。
さらに、「中断しているが、政治とカネに関する問題の疑惑の解明と、不祥事を起こさないための政治資金規正法の改正も決着をつけなければならない。特に疑惑の関連では、石破総理の元側近の闇献金の問題はしっかり解明していかなければならない。政倫審での参考人質疑などをしっかり実現していくとともに、政治資金規正法改正については、こんな闇献金が存在するのであれば何が公開だと言わざるを得ない。公開ではなくて、企業・団体献金禁止に向けた方向性を出せるように、全力を尽くしていきたい」と述べました。
2.報告・承認事項
<幹事長>
小川淳也幹事長は「子ども・若者応援本部」の設置について報告しました。
20250507立憲民主党子ども。若者応援本部.pdf
<政務調査会長>
重徳和彦政務調査会長は『次の内閣』閣議審査結果 (第21回) 等について報告しました。
<組織委員長>
佐藤公治組織委員長は(1)総支部長の異動(2)衆議院小選挙区暫定総支部の設立――等について報告しました。
20250507_第126回常任幹事会_組織委員会報告.pdf
3.協議・議決事項
<選挙対策委員長>
大串博志選挙対策委員長は(1)第27回参議院選挙に向けた比例区候補者の公認内定(2)和歌山県知事選挙に向けた候補者の推薦(3)東京都議会議員選挙に向けた候補者の公認・推薦――等について提議し、協議の結果、議決しました。
第27回参議院選挙に向けた比例区候補者の公認内定
比例区 石川大我(いしかわ・たいが)参院議員 現職1期
20250507第126回常任幹事会 選挙対策委員会資料.pdf