重徳和彦政務調査会長は6月4日、国会内で会見を開き(1)日本学術会議法案の修正(2)年金制度改革法案(3)日韓関係――等について発言しました。
(1)日本学術会議法案について重徳政調会長は「しっかりと審議をし修正の実現を求めていく。学問の自由、学術会議の独立性を担保するための修正案。衆議院で修正案が出すことができなかった。参議院において修正を勝ち取る努力をする。2院制の特徴でもあるが、高額療養費と同じように参院で修正できるようにしたい。熟議の国会を実現していきたい」と意気込みを語りました。
(2)年金改革法案について「(立憲民主党の修正案について)誤解がだいぶ解けてきたのではないかと思う。基礎年金を底上げするということは、厚生年金も含め今の若い方を含めほとんどの人が底上げになる。高齢者については5年後にどのような制度設計をしていくかということになる。政府原案のままでは、高齢者の年金が目減りしておしまいだったのが、立憲修正案の中に、年金の底上げの措置を入れた。多くの方に安心してほしい」と強調しました。。
(3)韓国の大統領に李在明氏が当選したことに関連して、「韓国から日本へは毎年800万人来ている。1000万人が相互交流している。今年は国交正常化から60周年の節目。どの党でも日韓関係の重要性は揺るぎないものでなければならない」と述べました。