水岡俊一代表は6月29日、党本部で定例の記者会見を開き、(1)野党連携(2)皇室典範改正案をめぐる政府・与党の対応(3)山梨県東部、岩手県沖の地震(4)サッカーW杯の予選突破――等について発言しました。
与党の国会運営を批判し野党連携を強調
水岡代表は、国会が最終盤に差し掛かる中で「与党の不誠実さ、傲慢さが際立ってきた」と指摘しました。参院では、野党が一致して求める予算委員会集中審議や党首討論について「与党側から回答がない」として、新たな日程協議に応じていない状況を説明しました。
さらに、衆院で憲法違反の疑いのある国旗損壊罪法案が強引に採決されたことに加え、衆院定数削減法案と副首都法案が、野党欠席の中、議院運営委員会で委員長職権により委員会付託されたことを問題視。これら3法案はいずれも自民党と日本維新の会の連立合意に記載された法案だとして、高市総理・自民党は「民主主義や、国権の最高機関である国会よりも、連立合意を大事にしているように見える」と批判しました。その上で「立憲民主党として他の野党と連携し、国会できちんとした議論ができるよう与党と対峙(たいじ)していく」との考えを示しました。
皇室典範改正案、政府・与党の手続きを問題視
皇室典範改正案については、今後半国会の重要法案であるにもかかわらず、政府・自民党による姑息な手法が明らかになっていると述べ、「根本的な議論を避け、その場しのぎをしているようにしか見えない」と批判しました。
具体的には、政府が26日、他党に先駆けて自民党に改正案の条文を示し、党内手続きを終えたことについて、「閣法における与党の事前審査と何ら変わらない。与党が了承し、その修正を認めないということであれば、これまでの手続きは意味を失ってしまう」と問題視しました。さらに、示された条文案に「養子の子に皇位継承権を与える」内容が盛り込まれていることについて、「衆参両院の議長、副議長が了承した案には記載がなく、先週の全体会議でも政府から説明がなかった」と指摘しました。「これまで議論していない内容を騙し討ちのように提示する政府・与党に怒りを禁じ得ない。政府の不誠実な対応によって、立法府と政府の信頼は大きく損なわれたと言わざるを得ない」の述べ、他の野党と相談しながら対応を検討していく考えを示しました。
山梨県東部、岩手県沖の地震受け情報連絡室設置
26日午後10時半ごろ、山梨県東部を震源とするマグニチュード5.6の地震が発生し、山梨県富士河口湖町で最大震度6弱を観測したこと、また、28日午前5時21分ごろには、岩手県沖を震源とするマグニチュード6.1の地震があり、青森県八戸市で震度5弱を観測したことに言及。水岡代表は、立憲民主党として情報連絡室を設置し、対応に当たっていると報告しました。人的被害について、亡くなられた方の報告はないとしつつ、負傷者の早い回復を祈るとともに、建物被害などについて引き続き注視していく考えを示しました。
サッカーワールドカップの予選突破
サッカーワールドカップで、日本代表が予選を突破し、3大会連続で決勝トーナメントに進んだことに「共に喜びたい」と、祝意を表し、今後の日本代表の健闘を願いました。