女性議員を増やし、ジェンダー平等を推進するため、女性参院議員が中心となり全国を回る「全国女性キャラバン」の「出発式」を7月10日、東京・有楽町駅前で開催。YouTubeでもライブ配信しました。司会は党ジェンダー平等推進本部副本部長の辻元清美参院議員、党女性候補者支援チーム幹事の村田享子参院議員がつとめ、党所属の女性国会議員・自治体議員約40名がリレートークを行い、最後にパリテ(男女半々の議会)を達成した東京都武蔵野市の松下玲子市長が、「男女同数の社会」において「意思決定の場に女性がいることはとても重要」とアピールしました。

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 冒頭、今春の統一地方自治体選挙で女性議員の比率が50%以上となった東京都杉並区議会の赤坂たまよ区議、兵庫県宝塚市議会の川口じゅん市議がステージに上がりました。赤坂区議は、パリテは実現したが「(区職員の)部長・課長クラスはまだまだ男性」だとして、岸本聡子杉並区長とともに「変えていきたい」と述べました。川口市議は、女性議員が増えると「子育て、出産、介護を経験している当事者の声がしっかり議会に届いていく。生活している私たちの困りごとが議会に届いていく」とアピールしました。

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 女性候補者支援チーム事務局長の桜井周衆院議員もステージに上がり、「昨年の参院選では過半数を女性候補に、当選者も女性が半分にすることが実現できた」と述べ、立憲民主党はパリテに向け「着実に前に進めている」と強調しました。党ジェンダー平等推進本部副事務局長の大河原まさこ衆院議員は、「(子どもたちが)小さい時から『女らしさ』や『男らしさ』を求められる窮屈な日本社会を変えていきたい」とアピールしました。

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 続いて、泉「次の内閣」(NC)の小宮山泰子ネクスト国土交通・復興大臣、早稲田ゆきネクスト厚生労働大臣、参院幹事長の田名部匡代参院議員がステージに上りました。小宮山ネクスト大臣は「ジェンダーギャップ指数」で日本は世界146カ国中125位で昨年より順位を下げたことを踏まえ、政治や経済分野で「(女性の)新しい価値観を入れることは経済が回っていく条件だ」とアピール。早稲田ネクスト大臣は「女性の声は暮らしの多様な声」だと述べ、男女の賃金格差もG7の中で一番低いと指摘し「防衛増税ではなく暮らしへの支援こそ必要」と強調。田名部参院議員は、東日本大震災での経験も交えながら「避難所には女性の視点が足りない」と述べつつ、「女性の皆さんがもっと声を上げて、生きやすい、暮らしやすい、働きやすい社会を実現していきましょう」と呼びかけました。また、昨年のまさに同日7月10日に参院議員に初当選した高木真理参院議員もステージに上り、女性議員を増やすという党の方針に呼応し、3人の子育て中に立候補した経験を語りました。

 リレートーク、松下武蔵野市長のアピールの後、参加者全員で「男女平等」とエールを交わし、「全国女性キャラバン」がスタートしました。これから全国各地をまわります

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