党副代表で東京都連会長の長妻昭衆院議員は26日、東京都議会議員選挙に中央区から出馬している松田ともこ候補とともに銀座四丁目で街頭演説をおこないました。

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 中央区生まれで、銀座にある生家の料亭の経営に携わり、トラベルジャーナリストとして活動してきた松田候補は、コロナ禍で飲食店が厳しい状況に追い込まれているのに、国や東京都が有効な手立てを講じていないことに居ても立ってもいられず、「黙ってるのはもうやめた」という思いで立候補を決意しました。立憲民主党が主張するzeroコロナ戦略に転換し、経済の実態に応じたきめ細かな補償の実現、PCR検査や医療の体制を拡充する必要があると語り、「一日も早く活気ある銀座を取り戻したい」と訴えました。

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 長妻議員は、松田さんについて「銀座の細かい路地まで全部知り尽くしている。銀座、中央区のために都議会で働いてもらいたい」と支援を訴えました。
 新型コロナウイルスのリバウンドが懸念される中、国も東京都もオリンピックの開催に突き進んでいることに触れ、「中央区にはオリンピックの選手村もある。今回の選挙では皆さんの健康と命を守る都議会を取り戻すことが争点となる」と述べました。オリンピック関係者の入国審査について「海外から入国する人は14日間待機、党の会議で政府からヒアリングして、オリンピック関係者はコンビニで買い物ができるし、(飲食店に)個室があれば外食もできるというルールがあることが分かった」と述べ、政府の水際対策の緩さを指摘し、「こうしたことによって感染が国内で広まり、亡くなる方が増える可能性がある。皆さんや皆さんの大切な方の命に関わる問題だ」「政府は安心・安全のオリンピックと繰り返し言っているだけで全くそうなっていない」と危機感を表しました。
 そのうえで、「私たちは、オリンピックは延期、または中止し、ヒト、モノ、カネをすべて新型コロナウイルス対策に集中し、この秋には普通の生活を取り戻すことを目指すべきだ」と主張し、「選挙、政治には大きなダイナミズムあがる。皆さんが本当に大きな声を出せば、都議会議員選挙を通じてオリンピックを大きく見直すことができる」と主張しました。

 街頭演説会には松尾明弘衆院議員(東京2区)が応援に駆け付け、渡部恵子中央区議会議員が司会進行を務めました。

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