蓮舫代表代行は29日、東京・中野区を訪れ、東京都議会議員選挙に立憲民主党公認で立候補している西沢けいた候補の応援演説をおこないました。長妻昭副代表も演説をしました。

■蓮舫代表代行
 蓮舫代表代行は、都議会議員選挙において、他党が何を言っているのか聞いてほしいと呼びかけ、「自民党はオリンピック・パラリンピックの政権公約の記述がない。都民ファーストの会は『無観客』を公約にしている」と指摘。そのうえで、「驚いた。都民ファーストは第1党。議会で一番数を持っているのに、なぜ議会で無観客を決めなかったのか。自分たちが仕事をしていないことを表しているだけだ。そういうことを許してはいけない。ぜひ、イエスマンではない議員を、イエスマンばかりではない議会を、そしてその結果が菅総理や官邸・与党を直撃すると皆さま方に共有いただいて投票に行ってほしい」と述べ、西沢けいた候補への投票を強く求めました。

20210629_172214-_01.jpg

■長妻副代表
 長妻副代表は、ワクチン接種が中野区は早く進んでいて、64歳以下の人も「今週月曜日から接種が始まって若い方も接種している」と紹介。各自治体の取り組みは首長の人柄や手腕によって全然違うと述べ、「中野区はありがたいことに、西沢都議会議員が中心になって今の区長を擁立して誕生させた」と西沢候補の実績に触れました。さらに長妻副代表は自民党が勝っても都民ファーストが勝っても、どちらも小池都知事寄りで議会にチェック機能が働かないと指摘。「この地区以外でも立憲議員を大きく増やすことが、しっかりと税金に見合う働きをする、チェックできる都議会を取り戻す道です」と中野区外の都民の人に東京都議会議員選挙で立憲民主党公認・推薦候補に投票するように呼びかけました。

20210629_171057-.jpg

■西沢けいた候補
 「コロナで税収が少なくなってきて、困っている人にしわ寄せが来ているのではないか」と述べる西沢候補。飲食店が営業短縮の協力金をもらうには行政への申請をしなければいけない手挙げ方式であることについて、「申請することすらできない人もいる」と指摘しました。そのうえで、「中野区は手挙げ方式から誰もが取り残されないことを実践してきている」と西沢候補が支援した酒井区長が、高齢者のワクチン接種予約を区が支援する制度を導入しており、誰も取り残さないようにしていることを紹介しました。
 一方で東京都については、議会を開かずに行政の判断で予算等を決める専決処分を乱発していると述べ、「都議会は議論していない。だからこそ、この都議会選挙で私のような考えの人をたくさん増やして、都政の人にモノ申す都議会をつくりたい」と力を込めました。また、3期12年間都議会議員として行財政改革に取り組んできたことを強調し、「都庁の体制を変えていく。都庁の無駄をなくしていく。今こそ西沢けいたの出番ではないか。私がやらなくて誰がやるのかと思っている。ぜひ皆さんの力を貸してください」と支援を求めました。

20210629_170855 .JPG
20210629_173014-.jpg