枝野幸男代表は6日、東京都内で開催されたNTT労働組合(NTT労組)第24回定期全国大会に出席し、来賓としてあいさつしました。

 冒頭枝野代表は、コロナ禍において働く環境が変化し、リモート会議等が盛んに行なわれるようになり、『情報通信インフラ』に大きく依存する社会状況になったが、「それが当たり前のように利用出来るのは皆さま、そして皆さまの諸先輩方のご努力と奮闘がある」と、改めて参加者に敬意を表しました。

 そして新型コロナウイルス感染症で浮き彫りになったわが国の構造的な問題について、「医療崩壊や行き過ぎた競争を煽り、過度な民営化を進めてきた結果、いざと言う時に命や暮らしを守る役割が果たせないという状況になった」と現政権を厳しく批判し、「暮らし・職場・足元に視点を置いた政治への転換期だ。立憲民主党はその責任を担っている」と力を込めました。

 また今大会で退任される喜井広明委員長に対して「難しい政治状況のなかで立憲民主党への多大なるご支援をいただいた」と改めて謝辞を述べました。

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 NTT労働組合の喜井広明委員長は「各種選挙における組織内や重点候補者、推薦する候補者の当選がなければ民主主義の確立と数の力による政策の実行、そして私たちが目指す政治の実現には至らない。今一度労働者教育の一環としての政治啓発活動や労働組合としての政治活動、そして参政権の行使を強化しよう」と組合員に呼びかけ、「本大会の成功を次代につなげたい」とあいさつを締めくくりました。

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 また、NTT労組の組織内候補で次期衆院選挙に立候補予定の田嶋要(千葉1区)、岡本あき子(宮城1区)両衆院議員、および来年参院選挙全国比例に立候補予定の石橋通宏参院議員がそれぞれあいさつに立ち、国政に挑む決意を述べました。

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左から田嶋要、岡本あき子両衆院議員、石橋通宏参院議員