市井さやか参院比例総支部長(つながる本部コーディネーター)は27日、さいたま市を訪れ、たけまさ公一(たけまさ・こういち)公認候補(埼玉1区)の応援演説をおこないました。

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市井さやか参議院比例総支部長(つながる本部コーディネーター)

■市井さやか・つながる本部コーディネーター

 高校生、中学生、小学生、保育園児と4人の子育て中の市井総支部長は、「この1年半本当に苦しかったです」とコロナ禍で子どもたちの感染を防ぎながら人に会えない生活を強いられたことに、「国は一体何をしてくれたのかと、私、市井さやかは正直呆れてもいますし、怒ってます」と怒りをあらわにしました。その理由として、「政党は関係なしに命と暮らしをまずは守ることを政治家はおこなってほしかった」と述べました。今回の総選挙の投票について、「大切な選挙で誰を選んだら良いのか、よくよく考えて投票に行ってほしい」と呼びかけました。

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たけまさ公一候補

■たけまさ公一候補

 衆院議員を6期つとめ、2017年は落選をして4年間国会の外から政治を見てきたたけまさ候補は、この間の政府の新型コロナウイルス対策について「効果的なコロナ対策が打てているかといえば、ノーと言わざるを得ない」と述べました。教育・子育て政策に力を入れるというたけまさ候補は、小さな子どもをつれている親に「正確な情報が入らなくて大変でしたよね」と聞くと「皆さん一様にうなずかれる」と説明。妊婦に対するワクチンの優先接種も8月下旬頃になってようやく始まったことに触れ、「新しい命を生み育てる皆さんに対して、また保育園に対しても保育士にも十分な対応がこの1年8カ月でできていたかと言えば、これもノーと言わざるを得ません」と指摘しました。

 たけまさ候補は、この総選挙で問われることは2つだと述べ、1つは経済をあげました。アベノミクスが格差を拡大してきたと指摘し、物価あるいはガソリン価格が高騰してきていることに触れ、「ガソリン価格の暴騰はモノを運ぶのに影響し製品価格に跳ね返ってくるはず。だからこそ今回の選挙で、今までの格差拡大を是認してきた、儲かる人が儲かって、その果実を国民の皆さんに後から届けると安部元総理が言ったアベノミクスは結局嘘っぱちであったと。これはもう終わりにさせないといけない」と強く訴えました。

 たけまさ候補は、もう1つの争点として消費税や所得税の減税を挙げました。立憲民主党が消費税5パーセントへの時限的な減税や年収1千万円程度までの人の所得税を時限的に実質免除にすることを掲げていることを紹介。たけまさ候補は、「納税は、国民の皆さんの納得がなければいけない。そういう意味では、今の政治の状況に、あるいは政府のこの9年間の説明に、先ほど市井さんが言われたように、コロナ禍で皆さんが受けた、政府・自治体のサービスや説明に本当に満足していますでしょうか、満足してないと思います。それなのに税金だけ払えとはやはり順序が違う」と減税を提案する理由を述べました。さらにたけまさ候補は、「皆さんに税金を納税していただくには、やはり政府が正直に国民の皆さまに事実を伝える。この9年間にあった森友・加計学園、検察庁人事、改ざんや偽装、隠ぺい、嘘の答弁ばかり。野党が聞いてもまともに答えない。こんなことはもう終わりにさせないといけません。そのためにはどうするか、与党と野党が競り合って、国民の皆さんに政府が正直にものを言う。嘘や隠し事ができないように国会で与野党が喧々諤々やって、政府・与党が逃げ場がないようなそんな対応を迫るようにしなければならない」と強調し、そうした状況をつくるためにも自身への投票を求めました。

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