小川淳也幹事長は2月1日、熊谷裕人参院議員、武正公一衆院議員とともに、埼玉県浦和駅前で「青空対話集会IN浦和」を開催しました。集会には、野本怜子、細川威両埼玉県議等も参加しました。

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 冒頭あいさつに立った武正議員は、昨年10月の衆院選で与党過半数割れとなった中で通常国会が開会したことを踏まえ、「皆さまの1票で政治は動き始めた。7月には参院選挙がある。具体的な成果を上げるための国会が始まったということで、小川幹事長に生の声をお聞かせ願いたい」と話しました。

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 熊谷議員も、「(衆院で)少数与党の状況を皆さまに作っていただいて、安住淳衆院議員が予算委員長になったことで予算委員会の風景も変わった。予算委員会で皆さまの声をいかに反映していけば良いのか、小川幹事長にお聞かせいただければ」とあいさつしました。

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 小川幹事長は登壇すると、通常国会の流れについて報告。進行中の予算審査から内閣の信任を問う会期末まで山場が続くとし、「有権者の皆さまに望ましい(国会の)変化に繋がっていると受け止めてもらえるように活動したい。それが責任ある野党第1党としてとるべき態度だ」と話ました。

 集会の後半には、会場に集まった参加者が小川幹事長に直接質問をする時間が設けられ、(1)立憲民主党が打ち出したい政策は何か(2)若者の政治離れ――等についての質問が出ました。

(1)立憲民主党が打ち出したい政策は何か

 質問コーナーでは、「国民民主党は『103万円の壁』、日本維新の会は『高校無償化』と独自の政策が見える中で、立憲は何を打ち出したいのか」と厳しい質問が飛び出しました。小川幹事長は「野党第1党は(政策が)総合的でなくてはならないという自覚がある分、複数の政策を発信する中で分かりにくくなるという傾向があるかもしれない」としつつ、「一点突破で分かりやすい政策を打ち出したいとの思いもあるが、『総合的にこの国をどうするんだ』ということにこだわりを持ちたい」と回答しました。

(2)若者の政治離れ

 中学1年生の参加者からは、「去年の衆院選でも若者の投票率が下がっているように、若者の政治への関心が薄れているのではないか。若者世代の投票率向上や政治への関心をたかめるためにどのようなことをしていきたいか」との質問がありました。小川幹事長は、「政治の話はしてはダメだと教わるのに、18歳になったら突然投票に行こうと言われるのが今の日本だ。大人たちは投票で人生がどう変えられるのかを教え、子どもたちはオープンな場で(政治について)話し合える社会教育を作っていきたい」と話しました。

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