神奈川4区の早稲田ゆき(わせだ・ゆき)候補は29日、応援にかけつけた真山勇一参院議員と鎌倉駅前で街頭演説をおこないました。

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■早稲田ゆき候補

 地域の声を形にするため、多くの自治体議員たちとの意見交換をこれまで大切に取り組んできた早稲田候補。そのなかで、「どうやって国を改善すればいいのか、皆さんの課題を私たちが何をどうやって実現できるのか、何よりボトムアップの政治を大切にしてきました」と振り返りました。

 また、党障がい・難病プロジェクトチーム事務局長を務める早稲田候補は、重度障がいを持った人の訪問介護を職場でも使えないかという要望が多いことについて「われわれは昨年、党として『重度訪問介護就労支援法案』を国会に提出しました。生活を支えるためのベーシックサービス、つまり介護や障がい福祉それから教育や保育。生きていくうえで欠かせないベーシックサービスの拡充が求められています。それがないため子育てをする親たちは、必死になって保育園を探し、それでも見つからず、兄弟で別々の保育園など、そんなあり得ないことが起こっているんです」といまだに変わらない制度に怒りをあらわにしました。

 福祉や介護、保育などの機関で働く従事者の賃金が低くとどまっていることが、そうした分野での慢性的な人手不足に、また、若者の非正規雇用が雇用の不安につながっていると指摘し、「自分たちの将来や年金、医療、介護、本当に受けられるんだろうか、そういった不安があるから消費をせずに貯蓄に回そうとするようになり、GDPはいつまでも成長していかない。そういった不安を払拭していき、経済をまわしていくことが原動力になる」との考えを示しました。

 「この神奈川からリベラルの火を消してはならない。ずっと自民・公明の一強政治が続いてしまっては、私たちの声をすくい上げることはできません。だからこそ、この一強政治を止めるために、子育て世代の代弁者となる女性議員をもっともっと増やさなければならない。今の国会にはたったの9.9%しかません。親子が幸せになる社会は日本の幸せです。ぜひその意味でも国会に送り出していただきたい。女性の声だけでなく、多様な皆さんの声を、皆さんと一緒に声をあげて、今のお友達政治から、暮らしに寄り添う、当たり前の暮らしを取り戻しましょう」と聴衆に強く訴えました。

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■真山勇一参院議員

 残り2日となったこの日、応援にかけつけた真山参院議員は最終日に枝野代表が応援に入ることも絡め、「この大事な選挙区で、いま本当に大激戦、大混戦です。そのなかで早稲田ゆきは全力でがんばっています」と激励。

 また、これまでの自公政権について「やっぱりいま政治は、おかしい。やっぱり変えなければいけない。経済が低迷しているなかでコロナ禍の危機が起き、これは戦後最大の危機だと思う。こうした時にこれまでの政治をおこなっても、私たちの暮らしが良くなるわけじゃない。だからこそ、新しいことをやる、やっていかなければいけない」と強く訴えました。

 「誰も取り残さない、そんな新しい社会をぜひ作りましょう。経済を上向きにするためにコロナをこれ以上感染爆発させないためにやることはたくさんあります。だから、ここで私たちの暮らしを変える、社会を変えるためには、やはり新しいスタートをしなければなりません。政治は一票で変わります。一票で何もできないということもある。しかし一票で勝つことができるんです。皆さんの逆転の一票で、早稲田ゆき候補に最後の皆さんの一票でぜひ実現してください」と聴衆に支持を訴えました。

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