枝野幸男代表は30日夜、地元大宮駅前でマイク納めの演説をおこなった後、記者団の取材に応じました。
 選挙戦を振り返っての受け止めについて問われると「日に日に手応えが強まって行き、それに加速度がついているという、過去にはあまり経験したことのない手応えを感じる選挙だったのは間違いないと思っています。コロナにしても、暮らし・経済にしても、やはり今までの政治のあり方に対する国民の皆さんの不満がかなり溜まっていたということを痛感しています。これに対してもう1つの選択肢をしっかり示せたことが、どう投票結果につながっていくかというのを待ちたい」と語りました。
 また、4年前の選挙と比べて有権者の反応はどうかと問いに対し「あの時は、立憲民主党と私には風が吹いていたと。その風を感じました。今回の選挙は地殻変動と言うべきか、熱と言うべきか、ちょっと違った種類の手応えだと思っています。それはまさに、有権者の皆さんの、先程のモリカケ桜のような問題を含めて、コロナ対策や暮らしに対する危機感が表れているので、いわゆる風とは違う性格の手応えを感じています」と話しました。

 その他の主な質疑の要旨は次のとおりです。

Q.最後のマイク納めに大宮を選んだ理由は

 党の代表としておこなう党の演説会が東京の人の流れの時間帯から考えて18時台、まずここをセットして、19時前に終わるので、そこからをどう使うかということで、幸い自分の選挙区が近いので最後に大宮に来たということです。基本的にまず党の予定が先で、幸い選挙区が近いので大宮に来ました。

Q.自民党の候補者で自民党改革派と称し、支持を訴えいている人もいるが、そうした主張への受け止めは

 党の代表という立場で、自民党の一議員さんについてコメントするのは避けた方がいいのではないかなと思います。

Q.今回の衆院選における論戦、政策論議は好調だったか低調だったか、どのように分析されているか

 論戦というのは選挙戦そのものでは戦わせることができないので、メディアの皆さんがどういう場を作っていただけるのかということでないと、論戦にはならない。あるいは、選挙区においては候補者の討論会みたいなことをNPOの皆さんがなさったりして下さっていますが、そうでないと選挙はそれぞれが戦うので、論争というのは、やはりメディアの皆さん側でつくっていただかないと。残念ながらそういう機会は少なかったなと思っています。

Q.テレビ番組、記者クラブの討論会はあったが、そういうところでの評価はどうか

 私の立場からは、メディアのあり方どうこうということを申し上げるべきではないと思っています。

Q.相手陣営は相当入ってきていて、野党共闘を批判することもしばしばあったが、それに代表が触れられることが少なかったのはなぜか

 私はずっと、各小選挙区、今の小選挙区制度を軸にしている以上は、できるだけ一騎打ちの構図を作りたいということで、他の政治勢力の皆さんにもご理解とご協力をいただき、かなりの小選挙区で一騎打ち構造が作れたと思っています。一騎打ち構造が作られた上で、それぞれの選挙は比例もありますので、それぞれの政党が全力を上げて戦うということですので、選挙の時に申し上げる話だと私は思っていません。