今夏の参議院議員選挙に滋賀県選挙区から無所属で立候補予定の田島一成さん(元環境副大臣)が5日、大津市内で出馬記者会見を行いました。田島さんの推薦や支援を決めている立憲民主党からは滋賀県連代表の徳永久志衆院議員が同席しました。
田島候補者は記者会見で「立憲民主党、国民民主党の両党から今の滋賀で一緒に推せる候補として強くお声掛けをいただき、地元の支援者もそれなら背中を押してくれた。武力による現状変更という有り得ないロシアのウクライナ侵攻中で平和に覚悟を示す日本でありたい、経済混乱やエネルギー危機が迫る中で改めて再生エネルギーへの転換を進めたい、コロナ禍のなか3回目接種加速や医療確保、収束後の経済再建。こうした課題ひとつひとつにしっかり取り組みたい。滋賀県独自で言えば、琵琶湖保全再生法を衆院在籍時に超党派で成立させたが、その後琵琶湖関連予算は増えておらず想定していた施策も進んでいない。立法者である私自身が県民の声を代弁し、国に実行を迫りたい」と政治課題を語りました。
徳永県連代表は「田島さんは民主党の頃から、県議会議員、衆議院議員として党活動を引っ張ってきた方。県内の自治体議員も各種団体もその実績、人柄は良く知っている、信頼できる仲間。良識の府である参議院で、専門である環境政策で、気候変動に対する議論をリードいただける。自治体政策、滋賀県政に明るく、永田町、霞ヶ関のどこをどう押せば課題解決できるか知っている田島さんは、県民の声、願いを国政のど真ん中届けられる人だ」と紹介しました。
柿迫博連合滋賀会長は「会見に先立って連合滋賀との間で政策協定を結ばせていただいた。連合組織内の9名の比例区候補と合わせて、選挙区は田島一成ということで、われわれと考えをともにする国会議員の誕生に向けて一生懸命応援して行きたい」とエールを送りました。