泉健太代表は4月15日、北海道小樽市内で開かれた、おおつき紅葉衆院議員の国政報告会で講演を行いました。この国政報告会には、今夏の参院選に党公認で立候補予定の徳永エリ参院議員、石川友裕元衆院議員も参加し、それぞれ考えを述べました。

 国政報告会での講演に先立ち、小樽市内の市場の視察、小樽駅前での街頭演説会を行いました。

■街頭演説会

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 泉代表は、「今の日本は自民党だけでは生活を守ることはできない。権力者の目線ではなく庶民の目線で、中央の目線ではなく地方の目線でものごとを見る。その視点を持っているのが私たち立憲民主党です。ぜひ応援をお願いします」と訴えました。

 おおつき衆院議員は、「値上げの春が来た。物価がどんどん上がっている。そこで私たちは皆さんの暮らしを守るために緊急経済対策を打ち上げました」と話し、この街の賑わいをとり戻していくために頑張っていくと訴えました。

 ■おおつき紅葉 春の国政報告会

 おおつき衆院議員は、「北海道の8割以上の地域が人口減少地域となっています。人口減少率は小樽市が全国一となってしまいました。人口が減ることを前提に、中長期のスパンで人口減対策を考えていかなくてはならない」と、喫緊の課題である人口減少問題に取り組む考えを表明しました。

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 徳永参院議員は、食料安全保障問題を取り上げ、「日本の農業が危ない。現在日本の食料自給率は37%しかない。6割以上を海外に依存しています。有事などで食料が入ってこなくなればあっという間に食料不足に陥ることになります。農林水産業などの一次産業を守り、国民の食料安全保障を確保しなければなりません」と述べ、その先頭に立つ決意を表明しました。

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 石川知裕元衆院議員は、「子ども家庭省を作ると政府は言っていますが、子ども手当を導入し少子化対策を表明したのは民主党が最初でした。ガソリン値下げについても、15年前にガソリン値下げ隊というものを作り、ガソリンの暫定税率撤廃を訴えたのも私たちだった」と述べ、自分たちの政策に自信をもって進めていくことが大事だと訴えました。

 泉代表は党の再生に向けて、「野党が皆で力を合わせて戦うことは非常に大事なことだが、一方で、立憲の仲間たちは常に『私たち野党は』を繰り返すあまり、立憲の政策は何かが曖昧になってしまったのではないか」と話し、まずは原点に戻り、国民の暮らしを最優先に取り組む『立憲民主党』としてしっかり訴えていくべきとの考えを述べました。

 また、今夏の参院選については、「自民党を上回る活動で2議席の確保を目指していきたい。ぜひ皆さんのお力をお借りしたい」と訴えました。

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