農林漁業再生本部(田名部匡代本部長)、農林水産部門(神谷部門長)、畜産・酪農政策WT(渡辺創座長)は11月16日と17日の2日間、加藤牧場(旭川市東鷹栖)、株式会社新田ファーム(上川郡鷹栖町)、旭川ポートリー株式会社(旭川市東旭川町)、たいせつ農業協同組合(JAたいせつ)を訪問し、現地視察、関係者との意見交換等を行いました。

 加藤牧場では、加藤智宏代表と意見交換を行うとともに、牛舎等を視察。株式会社新田ファームでは、新田健一取締役と意見交換し、牛舎や直営販売店等を視察しました。旭川ポートリー株式会社では、有島弘代表取締役らと鶏卵について、JAたいせつでは、畜産・酪農をめぐる情勢等について、相澤峰基代表理事組合長らとの意見交換を行いました。

 渡辺創畜産・酪農政策WT座長は、同行した記者団に対し、「私たちは農林漁業再生本部で農林水産キャラバンを全国で展開しているが、今回、農林水産部門の下に、新たに畜産・酪農政策WTを10月23日の『次の内閣』で立ち上げた。日本の畜産・酪農は、輸入飼料に頼らないとやっていけない。牛も豚も鳥も基本的な構図は共通しており、物価高の中で飼料の高騰が日本の畜産・酪農に深刻なダメージを与えている。私たちの畜産・酪農政策のブラッシュアップを検討していきたい」と述べました。

 また、西川将人同WT事務局長は、「畜産・酪農、鶏卵、JAにもお邪魔して、畜産全般について意見交換させていただいた。畜産・酪農も経営が厳しい状況が続いており、飼料・肥料の高騰や人材不足に対応していかなければならない。令和8年度畜産物価格の決定が近づいていることもあり、現場の声を聞かせていただき、国会の中で質疑等させていただきたい」と述べました。

 今回の日程には、田名部匡代農林漁業再生本部長、徳永エリ同事務局長、神谷裕農林水産部門長、渡辺創畜産・酪農政策WT座長、西川将人同WT事務局長が参加しました。

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