立憲民主党は6月8日、衆議院に、馬淵澄夫国対委員長などを提出者とする「衆議院議長細田博之君不信任決議案」と、西村智奈美幹事長などを提出者とする「岸田内閣不信任決議案」を提出しました。

　両不信任決議案提出後の会見で、馬淵国対委員長は、細田衆院議長が「民主主義の根幹をゆるがしにするようなことを、議長自らが発することについて、われわれは何度も苦言を呈してまいりましたが、この放言はとどまることを知りません」と批判しました。

　西村幹事長は、岸田内閣について、「（岸田総理の言う）新しい資本主義は、アベノミクスの継承」だとして、「アベノミクスの失敗による異次元の物価高。これはやはり、政治がもたらした失敗策であって、これに対してきちんと対処すべき政治が、無為無策のままであってはいけない」と批判しました。