小畑きみ子候補は6月26日、西村智奈美幹事長、連合の芳野友子会長、安住淳衆院議員(党宮城県連代表)とともに、仙台市内で街頭演説会を開き、国政に送ってほしいと訴えました。

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 小畑候補は、この物価高にあえぐ人がたくさんいる中で政府が何もしないことを批判し、「私なら消費税率を5%に下げて暮らしを下支えする。ガソリンの値段を下げて少しでも楽になるようにする」と述べました。

 また小畑候補は、「家庭の経済に関係なく子どもがしたいことをやらせたい。習い事もさせたい」と話し、児童手当の高校生までの拡充や給食費の無償化を掲げました。

 そして、「私たち世代、子育て世代が国会にいないから今の苦しい状況が続いている」と指摘した上で、「生活感覚の分からない人は、子育てが大変なら補助が出るから1時間800円でヘルパーさんを使えばいいという。でもこの800円が惜しいからお母さんは頑張る。実際私も惜しかった。時に近所の人が声を掛けてくれて、それで私はここまで来れた。でも声を上げられないお母さんはたくさんいる。だから私は宮城を出て、宮城から声を上げるために国政に行く」と声を枯らして訴え、国政に送ってほしいと訴えました。

 西村幹事長は、「いま政治に必要なのは、8人の子どもの母親であり、看護師として、県議会議員として仕事をしてきた、こういう生活実感、生活感覚が必要だ」と述べ、小畑候補はまさにこの感覚を持った候補者だと紹介しました。

 物価高対策を何もしない岸田政権委対しては、「昨年年金受給者に10万円配ったというが、それはコロナ対策であって物価高対策ではない。今は1万品目も物価が上がっているがこういう生活実感が政権与党には分からない。こんな政治はこの参院選で変えなくてはならない」と訴えました。

そして、西村幹事長は、「『あの時自民党を勝たせたからこんなことになってしまった」ということにならないように、小畑さんに1票を託してほしい」と力を込めました。

 芳野連合会長は、慰霊の日に沖縄を訪問し、各地の戦跡で感じたことと、ロシアによるウクライナ侵攻で起きていることを重ね、「戦争の犠牲になるのは多くの女性であり子どもたちだ。弱い人たちがほんとうに犠牲になっている。戦争の問題を解決するには労働組合の活動だけでは限界がある。政治の力が必要になる。1強ではなく、対等に国会の場で議論しあえる与野党が必要だ。しかし国会では女性議員が非常に少ない。そういった意味からも、小畑候補を国政に送り出していただきたい」と話し、皆さんの力で押し上げてほしいと訴えました。

 安住県連代表は自民党の桜井候補について、「6年前の参院選で、市民と野党の共闘ということで当選した。この議席は、宮城県民が安倍政権にNOということで野党に与えてくれた議席だ。それを任期途中で自民党に行きたいと言い出した。6年前の選挙は何だったのか。任期中は、野党の姿勢を貫くべきだった。それができないということは、また同じようにどこかで県民を裏切ることになる」と、厳しく批判しました。

 小畑候補について安住県連代表は、「44歳、そして8人の子どものお母さん。しかし県会議員としても、短い期間ではあるが実績を上げてきた。新しい人を育ててもらいたい。相手候補の背中が見えてきた。来週には捕まえて、再来週には抜き去る」と話し、小畑候補への一層の支持を訴えました。

 街頭演説には岡本あき子、鎌田さゆり両衆院議員、石垣のりこ参院議員が参加しました。

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#女性の声が政治を変える 小畑候補を国会へ送ってほしいと訴える西村幹事長