立憲民民主党は8月2日、国会内で常任幹事会を開き、冒頭のあいさつに立った泉健太代表は、調査を行った結果、党所属国会議員には旧統一教会から献金を受け取ったり選挙運動の応援を受けた議員がいなかったことが確認されたと報告しました。
また、明日3日から開会する臨時国会については「会期はたった3日間、何も審議をさせないような3日間というのは極めて問題」だと述べ、新型コロナ、物価高、国葬等の問題が山積しているとして、閉会中審査等を含めて、重要課題については国民への説明責任を果たすよう強く訴えていく考えを示しました。
2.報告・承認事項
<幹事長>
西村智奈美幹事長は(1)倫理に関する規約・規則の適用(2)旧統一教会被害対策本部の設置(役員構成添付参照)(3)旧統一教会に対する献金等の党内調査(4)「桜島の火山活動に関する対策室」の設置――等について報告しました。
旧統一教会に対する献金等の党内調査結果について西村幹事長は、旧統一教会への献金、旧統一教会からの献金受領及び選挙活動に対する支援がなかったことを確認した旨を語りました。
第54回常任幹事会資料 立憲民主党旧統一教会被害対策本部の設置について.pdf
<国会対策委員長>
○ 国会対応等について
馬淵澄夫国会対策委員長は新型コロナ対応、物価高、安倍元総理の国葬、旧統一教会、東京オリンピック組織委員会の元理事が金銭を受け取っていた問題――等課題が山積するなか、明日3日から始まる臨時国会会期が3日間では短すぎるということで自民党の国対委員長と断続的に協議を行ってきたことを報告しました。そのうえで、8・9・10日にも閉会中審査を求めていくことになる旨を語りました。
<参議院議員会長/参議院国会対策委員長>
○ 参議院執行部の新体制について
水岡俊一国対委員長は7月29日の参院議員総会で、立憲民主・社民会派議員会長に自身の就任と、幹事長に田名部匡代参院議員が、会派参議院国対委員長に斉藤嘉隆参院議員が就任したことを報告しました。
<選挙対策委員長>
大西健介選挙対策委員長は(1)地方自治体議員選挙の結果(2)地方自治体議員選挙における候補者の公認(3)首長選挙における候補者の推薦(4)2023年統一地方自治体濃挙における候補者の公認――等について報告しました。
1 地方自治体議員選挙の結果について
【公認】
〇東京都あきる野市議会議員選挙(7月24日投開票) 定数21/立候補者数24
中村 則仁(元)( 7位当選・1,485.809票 / 4期目)
清水 晃 (元)(14位当選・1,086票 / 7期目)
中野 義治(新)(22位落選・ 629票)
〇北海道紋別市議会議員選挙(7月31日投開票) 定数16/立候補者数17
佐藤 昌樹(現)(14位当選・ 500票 / 2期目)
【推薦】
〇滋賀県長浜市議会議員選挙(7月24日投開票) 定数22/立候補者数28
藤井 登 (現)(18位当選・1,348票 / 2期目)
2 地方自治体議員選挙における候補者の公認について
【公認】
○宮崎県三股町議会議員選挙(9月11日投開票予定)定数12
指宿 秋廣 (現職4期・73歳 / 三股町議会議員)
○東京都品川区議会議員補欠選挙(10月2日投開票)欠員3
松永 吉洋 (元職2期・41歳 / 元品川区議会議員)
3 首長選挙における候補者の推薦について
○岐阜県可児市長選挙 (10月23日投開票)
冨田 成輝 (現職3期・69歳 / 可児市長)
4 2023年統一地方自治体選挙における候補者の公認について
一般市区町村議会議員選挙(別紙参照)
2023統一地方自治体選挙〖一般市区町村議会〗20220802.pdf
<組織委員長>
吉川沙織選挙対策委員長は2022参院選ボランティアセンターについて報告しました。 その後、参議院選挙総括について協議しました。