党災害・緊急事態局の森山浩行局長、近藤和也、野田国義の両局長代理、渡辺創事務局長は8月8日、記録的な豪雨で甚大な被害を受けた山形県飯豊町の被災地を視察しました。河川の氾濫で流木・土砂が大量に流れ込んだアスパラガス畑や農地が広範囲にわたって流出した水田、崩落した大巻橋付近を訪れました。党山形県連代表の石黒覚県議会議員らが同行しました。

 視察に同行した後藤幸平飯豊町町長は、アスパラガス団地に関して、重点振興作物の作付け拡大を図るため、JA主導で整備された団地であり、栽培開始から3年目となり、本格的収穫を目前にして被害に見舞われたと訴えました。大巻橋の崩落に関しては、その下を通る水道管が切断され、町内のほぼすべての世帯で断水になったと説明しました。被災した水田の所有者は、今後について「止めるかどうか」と協議していると明かしました。

 視察を終えた後、後藤町長から豪雨災害に関して、(1)国道や河川施設、鉄道の早期完全復旧、(2)激甚災害指定、(3)特別交付税等の十分な財政措置――等の緊急要望を受けました。これに対して森山局長は「現在、国会が閉会中ではあるが、復旧が迅速に進むよう政府をプッシュしていきたい」と力強く応じました。

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土砂が流入したアスパラガス団地
広範囲に流地した水田.JPG
広範囲に流地した水田
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流地した水田
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被災した主要地方道路を歩く
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崩落した大巻橋

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飯豊町長から緊急要望を受ける党視察団