第211通常国会が開会した1月23日、立憲民主党は両院議員総会を国会内で開催。国会論戦を通して党の存在意義を示すべく、一致団結して戦っていくことを確認しました。

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 冒頭、あいさつに立った泉健太代表は、「国会が始まったが、われわれの使命、責任は大変重い。今、歴史的な岐路を迎えている中で、防衛増税や日本の安全保障、エネルギー政策、少子化対策、財政問題など、重要な論点がある。今の政権の進める政策が正しいかかどうかを、われわれがしっかりと国会でただしていく必要がある。『次の内閣』を中心に、各政策分野で皆さん一致協力をして論戦を繰り広げてほしい。国民の期待に応える国会にしていこう」と呼びかけました。

 岡田克也幹事長は、「これから約2カ月間、予算委員会を中心に真剣な論戦が交わされなければならない。(4月の)春の統一自治体選挙、そのあとはいつ(衆院)解散があっても不思議ではない、重要な法案が目白押しだ。しっかりと立憲民主党の存在意義を示していきたい」と表明。その上で、旧文書通信交通滞在費の透明化、党内会議でのペーパレス化、統一自治体選挙に向けた新しい政党ポスターのアピールに向けて協力を呼びかけました。

 長妻昭政務調査会長は、政策分野でしっかり提案を行っていくと力を込めました。

 

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 水岡参院議員会長は、「日本が今、さまざまな危機に直面している。とりわけ、議会民主主義が危機だ。これほどまでに国会が蔑ろにされている時代はないのではないか。国会の存在意義を確認し、国民の負託に応えられる国権の最高機関としての国会にしたい。一致団結して力いっぱい戦っていくことを確認していきたい」とあいさつしました。

 安住淳国会対策委員長は、「150日間よろしくお願いします。極論を言えば、国会は野党のためにある。枠組みのことなど面白おかしく報道されているが、そうではない。その枠組みの中で私たちの党、皆さんの個人的なことも踏まえて、どれだけ政府に対してさまざまな疑問や、問題点、また国民の声を伝えられるかが勝負。皆さんが主役だ」と述べました。