岡田克也幹事長は2月3日、今春に実施される衆院千葉5区補選に立候補予定の矢崎けんたろう5区総支部長や統一地方自治体選に立候補予定の公認・推薦候補予定者とともに、千葉県市川市（本八幡駅）と浦安市（新浦安駅）で街頭演説を行いました。

　衆院千葉5区補選は「政治とカネ」の問題で、自民党で当選した議員が辞職したことに伴い実施され、立憲民主党は元県議の矢崎総支部長を公認決定しています。

　街頭演説で矢崎総支部長は、浦安市出身で高校時代は市川市に通学していたとして、「この地元から政治不信を払拭し、クリーンな政治を取り戻したい」と訴えました。また、大学卒業後に入行した銀行で、法人融資担当として勤務し、「バブル崩壊、金融危機、リーマンショック」を経験したことをふり返り、「日本の多くの人が働く中小企業を支援していくことが、日本経済をプラスに変えていくことになる」と訴え、「暮らしを守る政治を実現する」と決意を表明しました。

　岡田幹事長は、「千葉5区の皆さんは、4月の補欠選挙で（岸田政権への）意思表示ができる」として、辞職した自民党議員を念頭に「間違った選択をしないでください」と強調。岸田政権は、「防衛三文書」や「原発政策の方針転換」について、昨年の臨時国会閉会後に「重要な情報を開示しない中でいきなり閣議決定」したと批判。1月31日の衆院予算委での質疑も踏まえつつ、「聞く耳をもつ」「丁寧に説明する」と言いながら、「説明を尽くさない岸田政権は“おごり”」だと指摘し、「おごり政治にストップをかけましょう」と呼びかけました。

　街頭演説には奥野総一郎衆院議員（県連代表）、小西洋之参院議員（県連選対委員長）、長浜博行参院議員（県連顧問）も参加しました。