立憲民主党山口県総支部連合会は3月15日、山口県下関市で記者会見を開き、衆院山口県第4区補欠選挙(4月11日告示、4月23日投開票)に、有田芳生(ありた・よしふ)第4区総支部長・元参院議員を、党公認候補予定者とすると発表し、有田総支部長が立候補表明を行いました。

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 会見に臨んだ有田総支部長は、「安倍元総理の議席を争うに、野党候補がいなくてはならない。有権者に選択肢を示さなければならない」「戦後最長の安倍政権を検証しなくてはならない」と、立候補を決断した理由を述べました。

 補欠選挙を戦う争点として、(1)旧統一教会問題(2)アベノミクスの検証(3)北朝鮮による拉致問題解決――の3点を掲げて戦うと表明し、「旧統一教会に汚染された日本の政治を変えなければいけない、新しい経済政策を作って新しい日本を作っていかなくてはならない、安倍元総理が実現できなかった拉致問題解決の道筋を訴えていく」と述べました。

 最後に、幕末に奇兵隊を組織して幕府と戦った高杉晋作の辞世の句「面白きこともなき世を面白く」を引用し、「これを皆さんと一緒に心に秘めて、ここ山口から新しい日本を作っていきたい。旧統一教会問題は山口ではタブーだというが、『黙することなく』戦っていく。これが選挙戦のテーマだ」と述べました。

 会見には県連代表の小田村克彦県議、県連幹事長の酒本哲也県議、党本部から大串博志選対委員長が出席しました。

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