全日本森林林業木材関連産業労働組合連合会(森林労連)は6月12日、議員会館内で林業労働者の育成や処遇改善、労働安全の確保、森林・林業政策の推進ならびに予算確保に向けた「2023森林労連中央行動」を展開し、中央省庁との交渉を行いました。

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 中央交渉に先立つ11日には、都内で「中央行動結団式」が執り行われ、立憲民主党からは逢坂誠二代表代行があいさつに立ちました。逢坂代表は、立憲民主党が先月に取りまとめた「森林・林業政策(中間報告)」の内容を紹介しつつ、「森林を守るということは、私たちの暮らしや命を守ることに直結している」と林業振興の重要性について話しました。

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 続く12日に開催された厚生労働省との交渉会合では、西村智奈美代表代行があいさつに立ちました。西村代表代行は、林業はわが国の国土の保全の観点からも大きな役割を果たしているが、そこで働く方々の労働安全がないがしろにされてはいけないと述べ、林業従事者の労働安全の確保の重要性について強調しました。

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 続いて開催された林野庁との交渉会合では、金子恵美ネクスト農林水産大臣があいさつに立ちました。金子議員は、森林・林業の現場には大きな課題が山積しているが、これらの解決と、森林林業政策を推進するためには、予算をしっかり獲得することが必要だと述べ、関係予算の確保の重要性を訴えました。