4月19日、20日の日程で、四国ブロックの党所属自治体議員で構成する「立憲民主党自治体議員ネットワーク四国」の設立総会・研修会を高松市と香川郡直島町で開催しました。
党所属自治体議員は全国で1,236人(3月1日現在)おり、衆議院選挙の各地域ブロック単位で一層の交流深化、党勢拡大や国政選挙勝利に向けた取り組み強化などを目的に組織づくりが進められています。今回、北関東ブロックに次いで4番目となる四国ブロック(徳島・香川・愛媛・高知)の自治体議員NWが設立されました。
本年1月から各県世話人で四国ブロック設立に向けた準備を進め、各県世話人を共同代表とすることを確認。設立総会の冒頭、開催県を代表して富野和憲香川県議会議員が挨拶に立ち、「新しい立憲民主党が設立されて3年以上の月日が経ったが、これまで四国4県の連携はなかった。これからは『四国はひとつ』、四国ブロックとしての連携を深め、衆議院選挙では1議席でも多い議席を獲得していこう」と訴えました。
設立総会では、参加した所属議員約30名によって、規約や今後の活動について提案、採択・確認されました。当日は、遊佐美由紀自治体議員NW代表(宮城県議会議員)からの激励メッセージが披露されました。
設立総会の後、研修会を開催
第1研修では、運輸労連四国地連の石下博書記長を講師に迎え、『「2024年問題」とはなにか?~トラックドライバーの働き方改革~』をテーマにした講演があり、「2024年問題」は「2024年以降問題」であり、その解決に向けて、トラックドライバーの長時間労働是正や賃金水準上昇などの対策を強化・継続していくことが必要であるとの共通認識を得ました。
また、第2研修では、仙頭真希子弁護士を講師に迎え、『困難を抱える女性を支援するために必要なこと』をテーマに、困難女性支援法の目的や理念を共有した後、事例検討。個々の事例解決がいかに難しいかを認識するとともに、自治体議員が困難を抱える女性の現状をもっと知り、関心を持つことの必要性を痛感しました。
2日目は香川郡直島町で現地視察
直島は「アートの島」として国内外の関心を集め、また3年に一度開かれる瀬戸内国際芸術祭の主要なスポットでもあり、多くの外国人観光客が訪れています。
まず、ベネッセハウスミュージアムで公益財団法人福武財団の笠原良二事務局長から、直島がなぜ「アートの島」となったのか、これまでの歴史からベネッセアートサイト直島の内容までレクチャーを受けてから、ベネッセハウスミュージアムを観覧。
その後、クロード・モネ、ジェームズ・タレル、ウォルター・デ・マリアの作品を恒久設置する地中美術館も鑑賞。
さらに、直島・本村地区で展開するアートプロジェクト「家プロジェクト」を各人のペースで鑑賞し、現地の人々や生活、歴史にも触れることができました。
今後、自治体議員ネットワーク四国では各県持ち回りで総会・研修会を開催し、自治体議員間での連携を深め、「四国はひとつ」を体現していきます。