立憲民主党は6月4日、国会内で第103回常任幹事会を開きました。
冒頭であいさつに立った泉健太代表は、政治改革に言及。「自民党の修正案に乗った政党が泥沼にはまろうとしている。政策活動費について、自民党と合意文書を交わしたものの、細部はほとんど決まっていなかった。政策活動費の上限はどういう合意をしたのか。(6月3日に衆院で行われた政治改革特別委員会での山岸一生議員の発言を踏まえ)政策活動費を10年後に公表した時に(公開書が)黒く塗られているのかいないのか。はっきりしないことだらけだ」と厳しく指摘。その上で、「自民党にとって政策活動費が自由に、内密に使えることに問題がある。ここが解決するのかしないのか、国民の皆さんが注視している。政策活動費に本当に抜け道がないのかどうか立憲民主党としてただしてまいりたい」と力を込めました。
また、昨年1月に政府が導入した電気・ガス料金の負担軽減措置が5月で終了したことを受け、先日発表した立憲民主党の「エネルギー負担軽減策」の内容をあらためて紹介。「月3000円のエネルギー手当を全体の6割ぐらいの世帯に給付すること、中小企業へ向けて電力・ガスの値上がりに対応した最大50万円の補助金を用意すること、そして、ガソリンに関するトリガー条項の凍結解除。物価上昇で実質賃金が下がっている中、これらの対策によって国民生活に最大限寄り添っていく」と語りました。
先日、開講することを発表したりっけん政治塾について「様々な方に登録していただきたい」と呼びかけました。
東京都知事選挙に蓮舫参院議員が出馬を表明したことを受け、「(蓮舫議員が)来るべきその大きなチャレンジに向けて準備を進めているところ」と述べました。
2.報告・承認事項
<政務調査会長>
長妻昭政務調査会長は『次の内閣』閣議(第61・62回)審査事項等について報告しました。
<選挙対策委員長>
大串博志選挙対策委員長は(1)静岡県知事選挙における結果(2)東京都議会議員補欠選挙における結果――等について報告しました。
20240604第103回常任幹事会 選挙対策委員会提出資料.pdf
<組織委員長>
森本真治組織委員長は参議院総支部の設立について報告しました。
20240604_第103回常任幹事会_組織委員会報告.pdf
3.協議・議決事項
<選挙対策委員長>
大串選対委員長は東京都議会議員補欠選挙に向けた公認について提議し、協議の結果議決しました。
20240604第103回常任幹事会 選挙対策委員会提出資料2.pdf