東京都議会議員補欠選挙(投開票日7月7日)告示日の6月28日、東京都多摩市にある小田急永山駅前で立憲民主党公認の岩永ひさか候補(南多摩選挙区=多摩市・稲城市)が第一声となる街頭演説を行いました。立憲民主党から白田満多摩市議会議員も参加しました。
岩永候補は、多摩市議会議員に25歳で最年少当選し、7期22年、第31代市議会議長を務めてきました。東京都知事選挙に立候補している蓮舫候補の「政治をもっと市民から信頼されるものに変えていかなければいけない」という思いを都議会に届ける人がこの地域からも必要だと考え、立候補する決意を固めたと話しました。
「社会がフェアでなければいけない、フェアな政治が何よりも市民にとって必要だ」と述べる岩永候補は、「私たちの暮らしが豊かになるために政治がなければならない」と考え市議会議員として22年間取り組んできたと述べました。
東京都の予算の使い方がおかしいと指摘し、例としてプロジェクションマッピングに48億円ほどの予算を使っているにも関わらず、介護やケアを受けた方が良い人が自身の負担を増やしたくないために、サービスを受けることを我慢している状況を都政が放置していることを疑問視しました。
また、「不登校の問題は深刻だ」と述べ、不登校対策をやっても不登校の子どもが減らない理由としてカウンセラーが非正規雇用で1週間に1度しか学校に来ない状況であることをあげました。「こんな状態で、子どもや保護者の皆さんの信頼に足るような、活動を保障されていると言えるのか。必要なところにちゃんと税金を使える都政に変えていかなければいけない」と訴えました。