泉健太代表は7月4日、徳島県を訪れ、次期総選挙に向け5月に公認内定した徳島1区の高橋永総支部長と徳島市内で街頭演説を行い、美波町で漁業関係者を中心とした集会で意見交換を行いました。また、徳島到着後には、内閣官房長官や法務大臣を務めた仙谷由人元衆院議員の墓(徳島市)を訪れ花を手向けました。
徳島駅での街頭演説では冒頭、県連代表の庄野昌彦県議が、79年前の同日1000人近くの命が失われた徳島大空襲について触れ、戦争をしてはいけない、平和を求めていくのが政治の役割だと述べ「今日はどんな日だったのか考えいただきたい」と訴えました。
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広島が地元の国民運動局長の森本真治参院議員は、この10年で地方の姿がどのようになってしまったか、県外への人口流出が一番進んでしまったのが広島。東京や都市部に人が集中する流れをこのまま続けるのか、それとも地域に根ざす皆さんがこれからも安心して暮らせる日本の姿を描くのか。立憲民主党は地域の皆さんに寄り添い、新しい政治を進めていくと訴えました。
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高橋総支部長は、徳島や日本が直面するまざまな困難に「どうせ変わらないよ」と諦めてしまう閉塞感が覆っていると語り、その「どうせ変わらないよ」を変えていける政治と社会にし、徳島と日本を前に進めていきたいと訴えました。
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泉代表は集まった聴衆に、高橋さんはつい先日総支部長に決まったばかり、この演説を聞いてくださっているみなさんに育てていただき、自民党以外の政治家を徳島から出せるよう応援いただきたいと訴えました。また、立憲民主党は「まっとうな政治」を掲げており、権力者目線ではなく国民目線で政治や法律を作っていると語り、一般庶民、地域で生活する皆さんのための政治を立憲民主党は貫いていくと訴えました。
泉代表は演説が始まる前の時間を利用し、駅前のタクシー待機所にいた運転手らから街や景気の話を聞きました。街頭演説の司会は県連幹事長の加村祐志・徳島市議が務めました。
日和佐町漁協の集会(美波町)では、漁協関係者など約60人が参加。組合長、高橋総支部長、泉代表らのあいさつ後、泉代表は参加者の質問に答えました。
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立憲民主党は日本をどういう方向で食べていける国にしていこうとしているのかとの参加者からの問いに泉代表は、自民党が強い者がより強くなる政治を繰り返してきた。例えば牧場では50頭以下の飼育では全然成り立たない。規模を大きくしていく、会社経営にしていく考えだ。農業も同様。規模・効率を求めている。われわれは地域を大切する、小規模の農業者は漁協者を大事にする。こうした方を大事にすることによって、地域の集落だけでなく、山や海の環境保全につながる。人がいることで資源管理ができる、絶対に地域に人は必要だと説明しました。
そのために、都市部の教育をオンラインでも学べることや、海外依存からの脱却のために再生可能エネルギーの地産地消、それにともなうインフラ整備等による地域需要の喚起などを挙げ、環境産業・医療・デジタル・地方の4分野に重点を置き市場を大きくしていくことを考えていると説明しました。
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