東京都知事選挙の投開票が7月7日に行われ、現職候補の当選が確実となりました。これを受けて、大串博志選挙対策委員長が、党本部で記者団の取材に応じました。

 大串委員長は、「無所属の立場ではあったが、蓮舫候補を党を挙げて応援する体制で臨んできた。蓮舫候補は、小池都政に対して野党第一党の立場からものを言っていくという思いで立候補してくれたわけだが、結果は厳しいものとなった。応援してくださった方には、心から感謝を申し上げたい」と述べました。

 現職の候補については「8年前、小池さんは自民党都連はブラックボックスだと指摘し、対抗する形で都知事になったが、その後、自民党にすり寄る状況が見えてきた。今回の選挙でも、自主的に自民党から支援を受ける中で、都政の様々な問題点が見えてきて、それを蓮舫候補が指摘していた」とした上で、「こうした問題点について、選択肢を示すという思いで蓮舫候補が手を上げたのは貴重な判断だった」と述べました。

 さらに、「開票作業はこれからだが、今回の結果をしっかり分析した上で、次につなげていきたい」と述べました。