9月18日、横浜市内で開催された「全国繊維化学食品流通サービス一般労働組合同盟(UAゼンセン)」の第13回定期大会に泉健太代表が来賓として出席しました。
UAゼンセンの松浦昭彦会長はあいさつの中で、自民党の政治と金の問題が解決に至っていないことに言及し「政治そのものに対する国民の信頼を将来にわたって損なうことに繋がりかねない」と自民党政治が続くことへの懸念を示しました。また、来たる衆議院選挙については、野党の協力体制構築の必要性を述べ、政権交代への期待をにじませました。
泉代表はあいさつの中で冒頭、今年逝去された高木剛元連合会長(元ゼンセン会長)・落合清四元UIゼンセン同盟元会長へのお悔やみと労働界への貢献についての敬意を述べました。
そして、「政権交代可能で緊張感のある政治体制をつくるために、労働組合の方々にも最大限の努力をして頂いている。われわれ政治の側もそれに応えなければならない」と連合やUAゼンセンなどのこれまでの支援に謝意を述べると共に、今後の政治改革への意気込みを示しました。また、野党間の連携についても「理想だけにこだわらず、現実路線で考え歩みを進めていきたい」と述べ、野党間での協力体制構築への意欲を示し、UAゼンセンとの連帯の重要性を強調しました。
立憲民主党からはUAゼンセンの準組織内議員でもある伴野豊衆議院議員も出席しました。
なお本大会において、UAゼンセンの2025年・2026年の活動方針の確認およ役員の選出が行われ、4期8年の任期を終え松浦昭彦会長が退任され、新たにイオングループ労働組合連合会の会長でもある永島智子会長が就任されました。
*日本化学・サービス・一般労働組合連合(CSG連合)、日本繊維生活産業労働組合連合会(繊維生活労連)の組織統合によって、2002年9月19日にゼンセン同盟が発足。2012年に日本サービス・流通労働組合連合(サービス・流通連合)が統合し、全国繊維化学食品流通サービス一般労働組合同盟(UAゼンセン)となった。