立憲民主党は10月2日、第111回常任幹事会を開催しました。
 冒頭であいさつに立った野田佳彦代表は、まず「10月5日に能登の被災地に行って視察をし、それを踏まえて7日の代表質問を行いたい」と述べました。

 臨時国会の会期については「政治とカネの問題を受けて国民の信頼を取り戻すための臨時国会でもある。様々な審議をしなければならないテーマがあるが、残念ながら、9日解散を既定方針として動きつつある」と述べ、さらに「石破総理が挨拶にみえたときに、臨時国会は会期延長できることを申し上げた。最後まで充実した論戦を求めていきたい」と力を込めました。

 衆議院の解散については、「政府与党内の政治力学は『党高政低』になった。そうすると解散は近い。万事遺漏なきよう準備を」と訴えました。

2.報告・承認事項
<幹事長>
 小川淳也幹事長は(1)執行役員会の構成(2)『次の内閣』の構成(3) 衆議院議員選挙総合選挙対策本部の設置・構成(4)幹事長部局の役員体制(5)国会対策委員会役員(6)「つながる本部」役員(7)ジェンダー平等推進本部役員(8)政治改革推進本部の構成――等について報告しました。
20241002第111回常任幹事会資料.pdf

3.協議・議決事項
<選挙対策委員長>
 大串博志選挙対策委員長は(1)第50回衆議院選挙に向けた候補者の公認内定(2)北海道議会議員補欠選挙に向けた候補者の公認――等について提起し、協議の結果議決しました。
 第50回衆議院選挙公認内定には、衆院山形県第3区に新人の石黒覚さん (山形県連代表)、衆院千葉県第6区に新人の安藤じゅん子さん(千葉県議会議員)、衆院東京都第24区に新人の有田芳生さん (元参議院議員)、衆院東京都第30区に新人の五十嵐えりさん (弁護士)、衆院静岡県第5区に新人の外山和之さん (元静岡県立高等学校教諭)、衆院滋賀県第2区に新人の平尾道雄さん (米原市長)、衆院鳥取県第1区に新人の朝倉浩之さん (元民放アナウンサー)、衆院島根県第2区に新人の大塚聡子さん (社会福祉士)をそれぞれ決定しました。
20241002第111回常任幹事会 選挙対策委員会資料.pdf