立憲民主党の若者組織であるりっけんユースは、11月6日、発足以来初めてとなるりっけんユース代表選挙を立憲民主党本部で開催しました。今回は立候補者が現りっけんユース副代表の米竹玲音(よねたけ・れん)さん1名であったため、信任投票という形で投票を実施。信任多数で米竹さんが当選し、新しいりっけんユース代表に選出されました。また、野田佳彦代表も急遽駆けつけ、米竹新代表とりっけんユースメンバーに向けて激励の言葉を送りました。突然の野田代表の登場にりっけんユースメンバーは緊張気味ではありましたが、最後は写真撮影を行い、和やかな雰囲気で終了となりました。当日の様子を以下で紹介いたします。
初めて行われるりっけんユース代表選挙は、選挙管理委員長を原田竜馬世田谷区議が、司会はりっけんユース副代表の久保りこさんが務めました。青年局の村田享子参院議員も参加しました。馬場雄基衆院議員と井上麻衣福岡市議はオンラインで参加しました。
冒頭に司会の久保さんが今回代表選挙を実施するに至った経緯などを説明。原田区議が選挙管理委員会を代表して「公平公正に選挙が運営されていくよう、選挙管理委員長として、しっかりと遂行していきたい」とあいさつしました。代表選の本プログラムでは、米竹候補の応援演説をりっけんユース会員が行いました。応援演説終了後には米竹候補本人が演説をし、自身が政治に興味を持ったきっかけである高齢者支援者サービスに関わっていたころに感じた社会の矛盾に言及。「誰がやっても変わらないよね」という社会の雰囲気に違和感を持っていたエピソードを紹介し、「りっけんユースに入って、同世代のさまざまな方々と話す機会を得たことで、自分の中でモヤモヤしたのものが、仲間と話すにつれてすっきりしていった。りっけんユースではそのような仲間とのつながりや話せる環境をこれからも大切にしていきたい。普段の社会では受け入れられづらいものを、受け入れてくれるこのりっけんユースにいる仲間たちと、このりっけんユースをもっと拡充して、組織も大きくして、次の人にバトンタッチしていきたい」と述べました。
その後は信任投票が実施され、会場参加者、オンライン参加者がそれぞれ投票。当日参加できず事前に受付けていた不在者投票の結果も含めて、開票作業・集計を行い、投票の結果、信任多数で、米竹玲音(よねたけ・れん)さんの当選が決まりました。
結果発表は原田選挙管理委員長から行われ、米竹候補の当選が伝えられると参加者から大きな拍手が起きました。新代表に選出された米竹さんは、あらためてあいさつし「りっけんユース会員の皆さま、選挙管理委員会の皆さまがいたことによってこの選挙が成り立ったことに感謝を申し上げます」と謝意を表明。「りっけんユースに関わってくれる皆さまの思い大切にし、政治に対する思いがあり、学びたいと希望されている方々をサポートして、りっけんユースの拡大につなげていきたい。将来的に議員やスタッフとして立憲民主党に関わりたいと会員の皆さまに思ってもらえるようなりっけんユースを目指していくので、どうぞ皆さまよろしくお願いします」と力を込めました。
その後、現執行部から「米竹新代表と、それを支えていく私たちが何をしていくかが非常に重要。新代表をみんなで支えていきましょう」とあいさつがあり、参加したコーディネーターからも当日の講評をいただいているところへ、野田佳彦代表が会場に急遽駆けつけました。
「今日はアメリカの大統領選挙が注目されていますが、りっけんユースの代表選挙も重要だと思っている。情報を聞いてやってきた。米竹玲音さん、是非これからよろしくお願いを申し上げます」とユーモアを交えてあいさつし、9月の立憲民主党代表選挙での青年局主催「新世代討論会」で米竹さんが会場の最前列に着席していたことを覚えているというエピソードで場の雰囲気を和ませてくれた野田代表。「立憲民主党は若者に対するメッセージやコンテンツはいっぱい持っているが、メッセージの出し方が弱い。そこは深く反省しなければいけない。その意味からも皆さんともっと交流して、中身を強くしていかなければいけない。やり方についても、皆さんと交流の中で学んでいきたい」と述べました。さらに「りっけんユースは前執行部のおかけで人数が増えてきた。これは党にとっても青年局にとっても底力となる。大いに辣腕を振るっていただきたい」と期待を込めて、あいさつを締めくくりました。
新代表の米竹さんの任期は2025年1月1日から12月31日までです。現代表の大山倫輝(おおやま・ともき)さんの任期は今年の12月31日までとなります。りっけんユースは今後も活動を活発化させてまいります。ご興味のある方は是非りっけんユースへご応募ください。